日経平均は続落、配当落ちや円高が下押し 米株高は支え

 9月29日、東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比311円24銭安の4万5043円75銭で取引を終えた。写真は2022年6月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 29日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比311円24銭安の4万5043円75銭で取引を終えた。3月と9月期決算企業の権利落ち日に当たり、配当落ち分約300円の下押しがあった。為替が円高方向となったことも重しだった。一方、前週末の米国市場で株高となったことは、投資家心理を支えた。

日経平均は朝方から軟調に推移し、一時464円安の4万4890円に下げ幅を拡大した。幅広く売られ、東証プライム市場の9割弱が値下がりした。ドル/円が148円後半へと前週末から円高方向だったことは輸出関連株を中心に逆風になった。一方、時間外取引の米株先物は堅調に推移し、投資家心理を支えた。

東証33業種では非鉄金属を除く32業種が下落。「金など商品価格の上昇に伴って非鉄金属には買いが入りやすかった」(内藤証券の田部井美彦投資調査部長)との声があった一方、配当の大きかった銘柄群の下押しが目立った。

TOPIXは1.74%安の3131.57ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.74%安の1612.22ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆1248億3400万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属の1業種、値下がりは海運や輸送用機器、証券など32業種だった。

アドバンテスト(6857.T), opens new tabや三菱重工業(7011.T), opens new tab、IHI(7013.T), opens new tabがしっかりだった一方、トヨタ自動車(7203.T), opens new tabや三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T), opens new tab、ニデック(6594.T), opens new tabは軟調だった。ソニーグループ(6758.T), opens new tabの子会社で金融事業を担うソニーフィナンシャルグループ(8729.T), opens new tabがプライム市場に上場し、初値は205円となった。その後は徐々に水準を切り下げ、終値は初値を下回る173.8円だった。最初の板中心値段150円は維持した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.91%安の756.36ポイントと反落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが146銘柄(9%)、値下がりは1416銘柄(87%)、変わらずは14銘柄だった。

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