インド、NATOトップの発言否定 米関税対応巡る印ロ首脳協議巡り

 9月26日、インド政府は、モディ首相がロシア産原油購入に対する米国の懲罰的関税の影響についてロシアのプーチン大統領と接触していると述べた北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長の発言について「不正確で根拠がない」と一蹴した。写真は2024年6月、ヘルシンキで記者会見に臨むオランダのマルク・ルッテ前首相。 提供写真(2025年/Lehtikuva)

[ニューデリー 26日 ロイター] – インド政府は、モディ首相がロシア産原油購入に対する米国の懲罰的関税の影響についてロシアのプーチン大統領と接触していると述べた北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長の発言について「不正確で根拠がない」と一蹴した。

インド外務省は26日、そのような対話は行われていないと発表し、ルッテ氏の発言は憶測との見解を示した。

ルッテ氏は25日に公表されたCNNとのインタビューで、トランプ米大統領がロシア産原油購入を理由にインドからの輸入品への関税を50%に倍増させたことに言及。

「インドは現在プーチン大統領と電話で話し合っており、これは直ちにロシアに影響を与える。モディ氏は『貴殿を支持するが、米国から50%の関税を課せられたので(ロシアの)戦略を説明してほしい』と要請しているからだ」と述べた。

インド外務省の報道官は「この発言は事実誤認で、全く根拠がない」と言明。「モディ氏が示唆されたような形でプーチン氏と会談した事実は一切ない」と述べた。

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