[ソウル 27日 ロイター] – 韓国中部・大田広域市にある国立データセンターで26日夜に発生した大規模火災により、行政デジタルシステムや内部ネットワークが一部まひ状態に陥り、復旧作業が進められている。

当局者らによると、メンテナンス中の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)(373220.KS), opens new tab製バッテリーが爆発したことが火災の原因とみられる。爆発原因は不明で、当局が捜査している。負傷者が1人いたが軽傷という。

火災は現地時間26日午後8時20分に発生。27日早朝に鎮火されたものの、一部サーバーが損傷したほか、消防隊員が安全策としてバッテリー約400個を撤去する間にサーバー600台以上が強制停止を余儀なくされたという。

一部省庁や郵便サービス、法律データベースなどのウェブサイトが閲覧できない状態が続いている。また、一部の省庁では現在も電子メールが使用できていないという。

消防当局は会見で、火災による熱暴走が発生したため消火作業に支障が出たと発表した。

金民錫首相は27日、大田広域市と世宗特別自治市で行政デジタルシステムが「まひ状態」に陥っていると述べた。「重要な行政システムが一カ所に集中していたために、消火作業は困難を極めている」とした上で、迅速な復旧作業に取り組んでいると述べた。

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