
9月26日、来週の東京株式市場は、上値の重い展開が予想されている。写真は2020年10月、東京証券取引所前で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 26日 ロイター] – 来週の東京株式市場は、上値の重い展開が予想されている。米雇用統計の公表や自民党総裁選挙の投開票を控える中、手掛けにくさが意識される。機関投資家などのリバランスの売り需要も発生しやすく、日経平均はやや軟調な地合いとなりそうだ。一方、中国市場が10月1日から国慶節で休場になるため、資金が東京市場に向かった場合は相場の支えとなる。
日経平均の予想レンジは4万3200円―4万5100円。
10月4日に自民総裁選の投開票を控え、市場では「来週はなかなかリスクを積極的に取れるタイミングではなさそうだ」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)とみられ、日経平均は上値の重い展開が想定されている。
3日に9月米雇用統計の公表を控えていることも、相場の重しとなり得る。足元の米市場では、経済指標が良好な結果であっても米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース鈍化の思惑につながり株安となるケースがあり、警戒感が高まっている。
需給面では「機関投資家の内外株のウエートが高まっているとみられ、リバランスの売りが出るのではないか」(浪岡氏)との声が出ている。これまでパフォーマンスが良かったハイテク銘柄や電線株などに利益確定売りが出る可能性がある。
一方、30日には、9月18―19日開催分の日銀の金融政策決定会合の主な意見が公表される。「仮に10月会合での利上げ観測が高まった場合は、銀行株や保険株に物色が向かいやすい」(国内証券・シニアマーケットアナリスト)という。
中国市場が10月1日から休場になる予定で、海外からの資金が日本株に向かえば、下値を支える要因となりそうだとの声も聞かれた。
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