トランプ氏のNYT名誉棄損訴訟却下、訴状が冗長で不適切と米地裁

 トランプ米大統領が名誉を毀損(きそん)されたとしてニューヨーク・タイムズ(NYT)紙などを相手取って起こした損害賠償訴訟で、米フロリダ州の連邦地裁は19日、訴状が冗長で不適切な表現が含まれるなどと指摘し却下した。ニューヨークで16日撮影(2025年 ロイター/Kylie Cooper)

[ニューヨーク 19日 ロイター] – トランプ米大統領が名誉を毀損(きそん)されたとしてニューヨーク・タイムズ(NYT)紙(NYT.N), opens new tabなどを相手取って起こした損害賠償訴訟で、米フロリダ州の連邦地裁は19日、訴状が冗長で不適切な表現が含まれるなどと指摘し却下した。トランプ氏は15日、名誉毀損と誹謗中傷、風評被害を理由にNYTと記者4人、米出版社ペンギン・ランダム・ハウスに対し、少なくとも150億ドルの損害賠償を求めて提訴した。 もっと見る

連邦地裁のスティーブン・メリーデイ判事は、85ページにわたる訴状にはトランプ氏自身の成功体験や他者への攻撃など不必要な記述が多く含まれるとし、連邦民事訴訟規則に違反していると指摘。「明らかに不適切かつ許容できない」方法で対立する人々を攻撃していると述べ、「専門的で品位のある内容」で40ページ以下に修正し再提出するよう求めた。

トランプ氏の法務チームの広報担当者は「トランプ大統領は、ニューヨーク・タイムズとその記者、ペンギン・ランダムハウスに対するこの訴訟を通じて、フェイクニュースへの責任を取らせ続ける」とするコメントを発表した。

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