<為替> ドルが主要通貨に対して上昇した。17日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が予想通り利下げを実施したものの、今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したことで、ドルは広範囲で買い戻された。米労働省が18日発表した9月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週から減少したことも、ドルの支援材料となった。英ポンドは、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を据え置き、量的引き締め(QT)ペースを緩めたことで一時上昇したが、その後反落。対ドルで0.6%安の1.35515ドルとなった。マクロ・ハイブのベンジャミン・フォード氏は「市場はポンドに対して過度に弱気だ」と指摘した。
円は日銀の金融政策決定会合を控え、対ドルで0.6%安の147.88円まで下落した。市場では、日銀が今回の会合では利上げを見送るとの見方が強いが、来年3月末までに0.25ポイントの利上げが行われると予想されているほか、年内の実施確率は約50%とされている。
NY外為市場:
<債券> 米連邦準備理事会(FRB)の今後の金融政策の行方を見極めようとする動きの中、労働市場が予想より堅調に推移している可能性を示す指標が発表され、国債利回りが上昇した。
労働省発表の9月13日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、3万3000件減の23万1000件。ロイターがまとめたエコノミスト予想は24万件だった。このほか、9月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数はプラス23.2と、前月のマイナス0.3から反転し、予想のプラス2.5を大きく上回った。
終盤の取引で10年債利回りは3.2ベーシスポイント(bp)上昇の4.108%。30年利回りは5bp上昇の4.724%。
米金融・債券市場:
<株式> 主要3指数が終値ベースで過去最高値を更新した。前日は米連邦準備理事会(FRB)が昨年12月以来6会合ぶりに利下げを決定。この日はエヌビディア(NVDA.O), opens new tabがインテル(INTC.O), opens new tabに50億ドル出資すると発表したことを受け、インテルが急騰した。インテルは22.8%上昇し、1987年10月以来の大幅上昇を記録。エヌビディアも3.5%高となった。
これを受けてフィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabは3.6%上昇。ハイテク株比率が高いナスダック総合(.IXIC), opens new tabやS&P500情報技術指数(.SPLRCT), opens new tabを押し上げた。
小型株指数のラッセル2000(.RUT), opens new tabは終値での最高値を更新。小型株は低金利環境でアウトパフォームする可能性が高い。
米国株式市場:
<金先物> 利益確定の売りなどに押され、続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比39.50ドル(1.06%)安の1オンス=3678.30ドル。
NY貴金属:
<米原油先物> 米景気減速懸念を背景に売られ、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月10月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.48ドル(0.75%)安の1バレル=63.57ドル。11月物は0.44ドル安の63.26ドル。
NYMEXエネルギー:
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