トランプ氏、四半期企業決算見直し要請 SECに半年ごとを提案

トランプ米大統領は15日、 米証券取引委員会(SEC)に対し、企業や法人への四半期決算報告の義務付けをやめ、代わりに半年ごとの報告にするよう求めた。ホワイトハウスで2日撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

[15日 ロイター] – トランプ米大統領は15日、 米証券取引委員会(SEC)に対し、企業や法人への四半期決算報告の義務付けをやめ、代わりに半年ごとの報告にするよう求めた。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「これによりコストが削減され、経営者は自社の適切な運営に集中できるようになる」と指摘。「『中国は企業経営を50年から100年の視点で考えているが、われわれは四半期ベースで企業を運営している』というのを聞いたことがあるか。これは良くない!」と主張した。

SECの広報担当者は「トランプ大統領の要請を受け、企業に対する不必要な規制負担をさらに排除する提案に優先して取り組む」と表明した。

一部の投資家は財務情報開示の間隔が空くことは透明性を低下させ、市場のボラティリティーを高め、米国株の魅力を低下させることになると警告しているが、何人かはこの考えを支持すると述べた。

ナスダックのアデナ・フリードマン会長兼最高経営責任者(CEO)はリンクトインへの投稿で、企業が報告頻度を減らすことを選択できるようにすることを強く支持すると述べた。

ペンシルベニア大学ロースクールの教授で証券規制の専門家であるジル・フィッシュ氏は、企業業績の重要な変化の開示を投資家に待たせることは市場効率を低下させる可能性があると指摘。「わが国の資本市場はその効率性と透明性において世界の代表的存在だ。人々が魅力が低下したと見なす市場を見習おうとは思わないだろう」と語った。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Douglas Gillison

Douglas Gillison covers financial regulation for Reuters, focusing on securities regulation, consumer finance and prudential oversight. He was previously a Congo-focused anticorruption investigator for a transparency organization and has covered war crimes trials and human rights. His reporting has sparked a foreign bribery probe of a publicly traded mining company.