
トルコの首都アンカラで14日、最有力野党である共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首の解任につながる可能性のある裁判を前に、数万人が抗議活動を行った。写真は抗議活動の様子。アンカラで撮影(2025年 ロイター/Umit Bektas)
[アンカラ 14日 ロイター] – トルコの首都アンカラで14日、最有力野党である共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首の解任につながる可能性のある裁判を前に、数万人が抗議活動を行った。
ライブ映像ではトルコ国旗や政党の旗を振りながら、エルドアン大統領の辞任を求める群衆の姿が映し出された。
トルコの裁判所は15日、手続き上の不正を巡りCHPの2023年党大会を無効にするかどうかの判断を下す予定で、無効判断が下されれば、党の再編や金融市場の動揺につながる可能性があるほか、28年に予定されている総選挙の時期に影響を与える可能性がある。裁判所は判決を延期する可能性もある。
オゼル党首は14日の集会で、この1年間の地方選挙での野党勝利を受け、政府が民主的規範を損ない、反対意見を弾圧することで権力を維持しようとしていると批判。早期の総選挙実施を求めた。
オゼル氏は「この裁判は政治的なものだ。告発は中傷で、われわれの仲間は無実だ。今行われているのは将来の大統領、将来の政府に対するクーデターだ」と述べた。
政府は、司法は独立しているとし、政治的な動機を否定している。
ロイターの調査によると、トルコは過去1年間に汚職捜査の一環として、イスタンブールなどCHPが運営する全国の自治体で、17人の市長を含む500人以上を拘束した。
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