ホンダは約25年ぶりにプレリュードを復活させた。日本市場では2025年9月に発売され、順次アメリカ・ヨーロッパ市場にも導入予定だ。新型プレリュードは、環境性能とスポーティ性能を兼ね備えたホンダの新たなアイコンとして、再びスポーツクーペ市場に旋風を巻き起こす。
コンセプトとデザイン2025年、プレリュードは「UNLIMITED GLIDE」をグランドコンセプトに約25年ぶりの復活を果たした。グライダーのような優雅な滑空をモチーフに、低くワイドなスタンスと伸びやかなボディラインを採用した。フラッシュアウターハンドルやブラッククロームメッキのフロントグリルなど細部までこだわり、特別感を演出する。
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新型「HONDA PRELUDE」。低く構えたダイナミックなアピアランス。レーザーブレーズ技術を採用してルーフモールがなくなったためきれいなルーフラインを描いている。インテリアインテリアはブルー×ホワイトの配色で軽快さと高揚感を表現した。運転席はホールド性を高め、助手席は包み込む快適さを追求した。専用フルグラフィックメーター、Dシェイプステアリング、金属製パドルがスポーツマインドを高める。
スポーティーに演出されたコックピット。パッケージ全高比で約50%の大径タイヤを採用し、ワイド&ローのプロポーションを実現した。広い開口部を持つテールゲートで実用性を確保し、スーツケース2個やゴルフバッグ2個、サーフボード2本の積載が可能。荷室下には仕切り板として使える収納も備え、多用途性を兼ね備える。
ついにホンダの2ドアクーペが復活した。全長:4,520mm全幅:1,880mm全高:1,355mmホイールベース:2,605mm車両重量:約1,460kg乗車定員:2+2(4名)価格:約618万円
ダイナミクスとパワートレインHonda独自の2モーターハイブリッド「e:HEV」に新技術Honda S+ Shiftを採用した。仮想8速変速とアクティブサウンドで五感を刺激し、グライダーのように滑空する「コースティング制御」も搭載。スポーツ、GT、コンフォートの3モードに加え、INDIVIDUALモードで自由にカスタマイズできる。
シャシーはCIVIC TYPE R由来で専用セッティングを施し、デュアルアクシス・ストラットサスペンション、アダプティブダンパー、Brembo製ブレーキなどを採用。応答性と快適性を高次元で両立した。
パワートレインと走行性能エンジン:2.0L 直列4気筒エンジンモーター:2基の電動モーターシステム総出力:約203馬力(149kW)トルク:約314Nm(232 lb-ft)トランスミッション:eCVT(電子制御無段変速機)ドライブシステム:前輪駆動(FWD)新技術:Honda S+ Shift(仮想8速シフトシステム)
Honda S+ Shiftモードスイッチ。「Honda S+ Shift」は、e:HEVシステムに新たに搭載された技術で、仮想的な8速変速をシミュレートし、シフトショックやエンジンサウンドを再現することで、伝統的なスポーツカーの走行感覚を提供する。
安全・快適装備Honda SENSINGを専用セッティングで搭載し、自然で安心感のある制御を実現した。さらにGoogle搭載の9インチHonda CONNECTディスプレー、BOSE 8スピーカーサウンドシステムを標準装備。移動と日常をシームレスにつなげるコネクテッド機能を提供する。
バリエーションと価格価格は6,179,800円。ボディカラーは新色ムーンリットホワイト・パールをはじめ、5色を展開し、Honda ON限定の2トーン仕様「PRELUDE Honda ON Limited Edition」(6,480,100円)も設定した。
前後のオーバーハングが短くダイナミックな印象のサイドビュー。プレリュードは常に革新と挑戦を重ね、FFスポーツのパイオニアとして時代を駆け抜けてきた。4WSやVTECといった先進技術を世に送り出し、そして2025年にはハイブリッドスポーツとして復活を果たした。半世紀近く続くその系譜は、ホンダが追い求める「操る喜び」の象徴であり続ける。
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