米、他の半導体企業への出資可能 他の産業に拡大も=NEC委員長

米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長は25日、政府が半導体大手インテルとの取引のように、他の半導体企業もしくは他の産業にも出資する可能性があるという認識を示した。ホワイトハウスで6日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 25 日 ロイター] – トランプ米大統領は25日、政府による半導体大手インテル(INTC.O), opens new tabへの出資について、「こうしたケースがもっと増えることを望む」と語った。

トランプ氏は記者団に対し、「できる限り多く実現させたい」とし、米企業の株式取得に意欲を表明した。

トランプ大統領は22日、政府がインテルの株式10%を取得することで合意したと明らかにした。半導体の国内生産促進を目的としたCHIPS法による補助金のうち未支給分などが購入資金に充てられる見通し。

ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長は25日、インテルとの取引のように、政府が他の半導体企業もしくは他の産業にも出資する可能性があるという認識を示した。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O), opens new tabや台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW), opens new tabといった、他の人工知能(AI)半導体などとも同様のディールを行う可能性があるかという質問に対し、ハセット委員長はCNBCとのインタビューで、「インテルについては、CHIPS法に基づく巨額の支出が予定されていたため、非常に特殊な状況だったと言える」と応じた。同時に「トランプ大統領は大統領選挙中から、米国が国家ファンドの構築に着手できれば素晴らしいと考えていると明確にしてきており、半導体でなくても、他の産業においても、いずれ一段の取引があると確信している」と述べた。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿でも、米国のためにインテルと同様の取引を続けると言明。米連邦および州政府とのディールで合意する企業を支援すると述べた。

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