公開日時 2025年08月20日 05:00更新日時 2025年08月21日 07:45

北谷美浜の落書き 監視カメラに米兵の姿 ホテルや商業ビルで繰り返しか 沖縄
ホテルの外壁に落書きする男=17日午後7時38分、北谷町美浜(関係者提供)

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琉球新報朝刊

 北谷町美浜の小売店の外壁などが米海兵隊員の男にラッカースプレーで落書きされた器物損壊事件で、周辺のホテルや商業ビルでも同一人物とみられる者が落書きしていたことが19日、分かった。関係者らは「美浜のイメージダウンにつながる」と懸念する。

 美浜のホテルや商業ビルの落書きは計6カ所で見つかった。黒色のラッカースプレーで書かれ、ローマ字などを交えたデザインが多数確認された。ホテルの監視カメラには黒の帽子と赤のTシャツなどを身に着けた男が落書きする様子が記録されていた。撮影日時は17日午後7時38分。その約1時間後に小売店で同一の服装をした男が落書きしていたのが目撃されている。

ホテルの外壁に落書きする男=17日午後7時38分、北谷町美浜(関係者提供)

 ホテルと商業ビルの管理会社によると18日、沖縄署に被害届を提出し、受理されたという。

 県内外の客でにぎわう美浜のアメリカンビレッジではたびたび落書きが確認されている。場所はさまざまで、今回見つかった小売店やホテルなどにとどまらず、自販機、電柱、配電盤など至る所にある。美浜アメリカンビレッジ事業者会の関係者によると、落書きが確認される度に建物や敷地を管理する各事業者が自費で原状回復している。

 各自で防犯カメラを増設するなど対策しているが被害はやまず、いたちごっこは10年以上続いているという。事業者会の40代男性は「修復も含めた対策費用は全体で1千万円を超えるのではないか」とため息をついた。同会の50代男性は「米軍関係者に限らず県民とみられる若者も落書きしている」とした上で、「どうかやめてもらいたい」と訴えた。