<第15回 優駿スプリント(SII)>


(7月15日現在)

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■キエティスム

<田中正人調教師提供>

*大井 田中正人 厩舎(小林) 牡3歳
*成績 11戦4勝2着0回
*重賞タイトル
 ハヤテスプリント(M2)(2025)
*詳細データ[ → ]


 ホッカイドウで1勝を挙げ、昨年12月に大井へ移籍。前走の盛岡で行われたハヤテスプリントは直線で抜け出し3馬身差をつけて初タイトルを獲得しました。管理する田中正人調教師も重賞初制覇。今回は中8日で参戦することに、田中調教師は「いい内容で勝ってくれましたが、心臓のいい馬で、まだ本気で走っていないところもあります。間隔はありませんが、一生に一度の舞台ですし、使える条件がそろえば使いたいとは思っていました。目に見えない部分での疲労はあるかもしれませんが、回復させられることは全てやってきました。ポテンシャルが高く、運も持っている馬。チャレンジャーではありますが、力をしっかり発揮できれば面白い存在ではあると思っています」と期待を寄せました。

■ハーフブルー


 左の瞳が青く見える魚目(さめ)が名前の由来になっているというハーフブルー。ホッカイドウから昨年末に大井へ移籍。デビューしてから芝と交流重賞以外はパーフェクト連対です。前走のトライアルは2番手を追走し、逃げ粘るリオンダリーナの2着。今回はリベンジの一戦に鈴木啓之調教師は「直線で(他馬に)寄られてひるんで伸びを欠いたところもあったので、悲観はしていません。スピードはあるし、まだ子供ですがオンオフの切り替えはしっかりできる馬。状態も上がっているので、いい結果を期待したいですね」とエールを送りました。同厩舎からはジューンドラゴンとコーラルキングという楽しみな面々も出走します。鈴木調教師は第1回の覇者ミヤサンキューティを手掛けました。思い出深い舞台での管理馬3頭のパフォーマンスに注目ですね!

■フィエレッツァ


 ホッカイドウで走り、今年2月から大井所属となり4戦を消化。大井で2連勝、それ以降は川崎のネクストスター東日本で2着、船橋の若潮スプリントは5着でした。ここまでの戦いに、荒山勝徳調教師は「ネクストスター東日本はスムーズな競馬にはなりませんでした。それでもあれだけ走れていたので、若潮スプリントは2度目の左回りだったし期待をしていましたが、イマイチでしたね」と振り返ります。今回は2戦2勝と好成績を残している大井に戻り「乗ってくれている吉原寛人騎手も『左回りは外に張るので、右回りの方が乗りやすい』と言っていました。テンには速くないので、しまいを生かすイメージで、どのくらいやれるかですね」とのこと。荒山厩舎はフジコチャンとティントレットが連勝中。フィエレッツァも続くことができるか期待が高まります。

■ブライトフラッシュ


 川島正一厩舎の生え抜き馬で、24年11月のデビューから無傷の5連勝中。調教パートナーでもある庄司大輔騎手がレースでも手綱を取り続けています。「能力(試験)前から、スピードがあって身体能力の高い馬だなぁと感じていました。5連勝するのはすごいことですが、この馬の能力を考えると、それができておかしくはないです。レースでは一生懸命になりすぎるところもあって、まだ課題もありますが、ここまでは能力の高さで勝ってくれています」と庄司騎手。今回は一線級、大井、右回りと初物づくしのなかで戦いますが、この路線に新星が誕生するのか楽しみです。なお、川島厩舎からは3勝馬ジョイフルロックも参戦します。

■リオンダリーナ

*大井 坂井英光 厩舎(小林) 牝3歳
*成績 6戦5勝2着0回
*重賞タイトル
 園田プリンセスカップ(2024)
 リリーカップ(H3)(2024)
*詳細データ[ → ]


 ホッカイドウではリリーCと園田プリンセスCを含む無傷の4連勝。前走のトライアルは、初物づくしでさらにはカンパイもあった中でも果敢に逃げ粘り、移籍初戦Vを決めました。西啓太騎手は「元々が繊細な馬ですが、イレギュラーなことがあっても勝ち切ってくれて、力は相当あるんだなと思いました」とコメント。7か月ぶりの実戦がかなりタフな内容になり、デリケートな馬だけにその後の反動も懸念されましたが、坂井英光調教師は「逆にいい意味で裏切られていて、状態はかなり上がっています。調教ではしっかり動けるようになって、カイバも食べるようになりました。今回はマークもきつくなると思いますが、逃げるのがベストなので主張していきます。勝てると信じて送り出します!」と力を込めました。


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