
7月8日、仏情報機関、対外治安総局(DGSE)トップのニコラ・レルネール氏は、イランの核開発計画は米国とイスラエルの空爆を受けてあらゆる面で数カ月遅れたが、高濃縮ウランの所在は確かでないと述べた。写真はイランの旗。2023年6月、ウィーンで撮影(2025年 ロイター/Leonhard Foeger)
[パリ 8日 ロイター] – 仏情報機関、対外治安総局(DGSE)トップのニコラ・レルネール氏は8日、イランの核開発計画は米国とイスラエルの空爆を受けてあらゆる面で数カ月遅れたが、高濃縮ウランの所在は確かでないと述べた。
「イランの核計画とはこの物質、高濃縮ウランであり、このウランを気体から固体に変換する能力だ」と仏テレビで述べた。
「われわれの現時点の分析では、これらの各段階は非常に深刻な打撃を受けた」とし、「核計画はおそらく何カ月もの大幅な遅れが生じた」と述べた。
高濃縮ウランの一部は破壊されたが、それ以外の備蓄は残っているとも指摘。「(備蓄の所在について)兆候はあるが、国際原子力機関(IAEA)が作業を再開しない限り確実なことは言えない。われわれには(備蓄を)追跡する能力はない」と語った。
その上で、イランはより小規模な濃縮能力で秘密裏に核計画を進める可能性があるとし、フランスが外交的解決策の模索にこだわるのはこのためだと強調した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
