イランのアラグチ外相は国際原子力機関(IAEA)との対話を継続する意向を示した。同外相はまた、ウィトコフ米中東担当特使との会談を来週ノルウェーのオスロで計画していると、アクシオスは関係者2人を匿名で引用して報じた。
6月13日にイスラエルがイランへの攻撃を開始し、オマーンが仲介していた一連の核協議が頓挫して以来、両者の会談は初めてとなる。
こうした動きはイランと米国の双方が緊張緩和と交渉再開に前向きであることを示唆する。先月のイスラエルと米軍によるイラン攻撃では数百人の民間人が死亡し、重要な核関連施設が損傷を受けた。
イランは先週、IAEAによる核施設への査察を正式に打ち切っていた。外相の発言は、同国の原子力プログラムに対する監視体制の再開につながる可能性がある。
アラグチ外相は「明確な安全保障上の理由により、IAEAとの協力はイランの国家安全保障最高評議会を通じて実施される」と、X(旧ツイッター)に投稿した。この発言は、IAEAとの協力停止を求める提案を承認した護憲評議会の決定を受け、ドイツ外務省が批判したことへの反応とみられる。
アラグチ氏は「イランは核拡散防止条約(NPT)および保障措置協定を引き続き順守する」と付け加えた。同協定はイランが原子力の平和的利用だと主張する活動の検証を目的としている。
今回の発言は、イランがNPTから完全に脱退するとの懸念を和らげる可能性がある。
IAEAの査察官は、米国も介入したイスラエルとイランの軍事衝突の間もイラン国内にとどまった。だが、戦闘開始以来、核施設への立ち入りは認められておらず、イランの高濃縮ウランの所在を巡り懸念が高まっている。
原題:Iran to Keep Cooperating With IAEA Amid Reports of US Talks (1)(抜粋)
(ウィトコフ米特使との会談に関する情報を1-3段落に追加します)
