<第48回 帝王賞(JpnI)>


(6月30日現在)

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■オピニオンリーダー


 23年の羽田盃&東京ダービーはともに5着となり、南関東クラシックロードを戦いました。その時以来の重賞だった前走の大井記念は2番手を追走し、4コーナーでは人気馬ライトウォーリアとキングストンボーイの間で食い下がり、最後は3着。矢野貴之騎手は「王道の競馬でよく粘っていますよ。体重はあまり変わらないですが、乗っている感じではひと回り大きく感じさせるし、背中もしなやかに使えています」と振り返っていました。今回は自身初となるJpnⅠの舞台に小久保智調教師は「変わらず状態はいいので、これからに向けてもいい経験になってほしいです」とコメント(鞍上は本田正重騎手予定)。さらに、厩舎の生え抜き大将でもある重賞5勝馬ヒーローコールも参戦します。

■ディクテオン

*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ7歳
*成績 28戦9勝2着1回
*重賞タイトル
 白山大賞典(JpnIII)(2024)
 名古屋グランプリ(JpnII)(2023)
 浦和記念(JpnII)(2023)
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 JRA時代は3つの交流重賞を制した実力馬。この春から大井へ移籍し、初戦のダイオライト記念は4着でした。2戦目となった前走の川崎記念は向正面で一気に先頭に立ち、最後は粘り込んで2着。荒山勝徳調教師は「他馬との接触があった時に落鉄をして蹄が欠けました。アクシデントがあってもこの結果だったので、改めて力のある馬だなぁと思いました」と振り返っていました。この帝王賞出走については「前走のアクシデントから立ち直って良かったです。オーナーから『大井・2000mは一番合っているので、ここを取りたい』と、入れていただいた馬。レースでは気難しさもありますがタフさが生きる展開になって、いい走りをしてほしいです」と願いを込めました。なお、母は重賞6勝をあげた女傑メーデイアという血統。

■ミックファイア

*大井 渡邉和雄 厩舎 牡5歳
*成績 13戦7勝2着0回
*重賞タイトル
 ダービーグランプリ(M1)(2023)
 ジャパンダートダービー(JpnI)(2023)
 東京ダービー(SI)(2023)
 羽田盃(SI)(2023)
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 大井生え抜きのスターホースで、23年は南関東無敗の3冠馬に輝きました。ダービーグランプリV後は古馬のGⅠ/JpnⅠに挑戦していますが、勝ち星まではもう一歩。今回は23年の東京大賞典以来となる地元での戦いです。渡邉和雄調教師は「不安だった蹄を気にせず、調教を進められたのは良かったです。最終追い切りも単走であれだけ動けているので十分ですね。(23年の東京大賞典時よりも)砂は軽くなったし、雨馬場も歓迎。スタートを決めて、前々の競馬でどれだけ粘り込めるかだと思っています。いつもそうですが、自分との戦いですね」と語りました。御神本訓史騎手とのコンビも復活予定。なお、同厩からはJRA時代にマイルチャンピオンシップ南部杯3着に入ったキタノヴィジョンもラインアップ。

<JRA所属馬の紹介>

■アウトレンジ

*JRA 大久保龍志 厩舎 牡5歳
*成績 15戦7勝2着1回
*重賞タイトル
 平安S(GIII)(2025)
 浦和記念(JpnII)(2024)
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 昨年は3勝クラス&オープン勝ちを収め、重賞に初挑戦したみやこSは2着でした。続く浦和記念は3コーナー過ぎで先頭に立つと押し切り、6馬身差をつけて初タイトルを獲得。それ以降も名古屋大賞典、ダイオライト記念と、キャリアを重ねました。前走の平安Sは直線で抜け出し、重賞2勝目をマーク。初の大井でJpnⅠ獲りを目指します。

■ウィルソンテソーロ

*JRA 高木登 厩舎 牡6歳
*成績 23戦8勝2着6回
*重賞タイトル
 JBCクラシック(JpnI)(2024)
 白山大賞典(JpnIII)(2023)
 マーキュリーカップ(JpnIII)(2023)
 かきつばた記念(JpnIII)(2023)
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 23年のかきつばた記念で重賞初挑戦Vを飾り、マーキュリーC、白山大賞典と3連勝。昨年のJBCクラシック(佐賀)は3コーナーで先頭に立つと後続に4馬身差をつけ、念願のJpnⅠの勲章を手にしました。今回はサウジC&ドバイワールドC以来となる国内での戦い。昨年の帝王賞は僅差の2着になりましたが、その雪辱を果たします。

■ノットゥルノ

*JRA 中舘英二 厩舎 牡6歳
*成績 25戦5勝2着5回
*重賞タイトル
 名古屋グランプリ(JpnII)(2024)
 佐賀記念(JpnIII)(2024)
 ジャパンダートダービー(JpnI)(2022)
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 22年のジャパンダートダービーを制してJpnⅠを獲得すると、その年の東京大賞典、翌年のJBCクラシック(大井)も2着に力走。勝ち星からは遠ざかっていた時期もありましたが、昨年の佐賀記念で1年7か月ぶりにVを飾り、名古屋グランプリで重賞3勝目。さらに、昨年末以降も斤量を背負いながら全て3着以内に好走しています。

■ミッキーファイト

*JRA 田中博康 厩舎 牡4歳
*成績 8戦5勝2着1回
*重賞タイトル
 アンタレスS(GIII)(2025)
 名古屋大賞典(JpnIII)(2024)
 レパードS(GIII)(2024)
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 23年10月にデビューし、8戦5勝2着1回3着2回という成績を残しています。勲章は3つ。惜しくも敗れたレースも、昨年のジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングから1馬身1/4差の2着となり、3着とは5馬身差。今年のフェブラリーSも僅差の3着になるなど、ハイレベルな走りが続いています。GⅠ/JpnⅠ獲得なるか注目が集まります。

■メイショウハリオ

*JRA 岡田稲男 厩舎 牡8歳
*成績 30戦10勝2着3回
*重賞タイトル
 川崎記念(JpnI)(2025)
 帝王賞(JpnI)(2022・2023)
 かしわ記念(JpnI)(2023)
 マーチS(GIII)(2022)
 みやこS(GIII)(2021)
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 21年のみやこSで重賞初挑戦Vを決め、22年&23年の帝王賞は連覇。それ以降も交流重賞の舞台で戦い続けてきた王者です。2走前の川崎記念は3コーナー過ぎに先頭に立つと押し切り、1年10か月ぶりの勝利を飾りました。今回は史上初の帝王賞3勝目を狙います。母は南関東時代に連対率パーフェクトだったメイショウオウヒという血統。

■ラムジェット

*JRA 佐々木晶三 厩舎 牡4歳
*成績 11戦5勝2着0回
*重賞タイトル
 東京ダービー(JpnI)(2024)
 ユニコーンS(GIII)(2024)
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 昨年の東京ダービーは後続に6馬身差をつけ、ユニコーンSに続く重賞連勝を果たしました。その後のジャパンダートクラシックは4着でしたが、初古馬との対戦だった東京大賞典は3着となり、力を示しています。今回は海外遠征後で、更なるパフォーマンスに期待が高まります。祖母は重賞7勝をあげた女傑ラヴェリータという血統。

<他地区馬の紹介>

■シンメデージー

*高知 打越勇児 厩舎 牡4歳
*成績 14戦9勝2着2回
*重賞タイトル
 はがくれ大賞典(2025)
 土佐秋月賞(2024)
 西日本3歳優駿(2024)
 西日本クラシック(2024)
 土佐春花賞(2024)
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 23年12月に高知からデビューし、重賞2勝を含む無傷の6連勝を飾りました。それ以降はダート三冠に挑戦し、東京ダービー4着&ジャパンダートクラシック5着。いずれも地方馬最先着で、実力は証明済みです。引き続き全国の舞台に立ち、佐賀記念&名古屋グランプリは2着、名古屋大賞典は3着に好走。悲願の交流重賞Vまで、もう少しです。


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