
米オープンAIは最近、チャットGPTなどの製品向けに米アルファベット傘下グーグルの人工知能(AI)半導体を借りる形で使用を開始したと、関係者が27日明らかにした。写真はオープンAIのロゴ。昨年5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[27日 ロイター] – 米オープンAIは最近、チャットGPTなどの製品向けに米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下グーグル
の人工知能(AI)半導体を借りる形で使用を開始したと、関係者が27日明らかにした。オープンAIは米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの画像処理半導体(GPU)の有数の買い手で、AIの学習や推論コンピューティングに使用している。ロイターは今月、オープンAIが必要な計算能力の増加に対応するため、グーグルのクラウドサービスを活用する計画だと報じた。
グーグルは社内利用に限られていた自社開発の半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」の外部提供拡大を進めている。
この件を先に報じた米メディア「ジ・インフォメーション」によると、オープンAIがエヌビディア製以外の半導体を本格的に使用したのは初めてとみられ、支援者であるマイクロソフト(MSFT.O), opens new tabのデータセンターへの依存から脱却しようとしていることを示唆している。TPUはエヌビディア製GPUの安価な代替品として台頭する可能性があるという。
また同メディアによると、オープンAIはグーグルクラウドを通じて借りているTPUが推論コストの引き下げにつながることを期待している。ただ、グーグルは最も高性能のTPUは競合他社に貸し出していないという。
グーグルはコメントを控えた。オープンAIはコメント要請に応じていない。
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