
6月18日、中国外務省は、同国と中央アジア諸国が道路と鉄道の接続性向上や中国発着の直行便増便を検討すると発表した。写真は、中国の習近平国家主席(左から3番目)ら。6月17日、カザフスタンのアスタナで撮影。キルギス大統領報道局提供(2025年 ロイター)
[北京 17日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は17日、中央アジア諸国との関係強化を目的とした条約に署名した。中国は資源豊富な同地域との貿易、エネルギー、インフラ整備を巡る一段の協力深化を狙う。
習主席は、カザフスタンの首都アスタナで17日に開かれた地域首脳会議で、中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)の首脳と「恒久的な善隣友好協力」条約に署名した。中国国営通信新華社が報じた。
新華社によると習主席は演説で「現在、世界は過去100年間で前例のないほどの急速な変化を遂げており、新たな混乱と変革の時代に突入している」と指摘。「貿易戦争や関税戦争に勝者はなく、一国主義、保護主義、覇権主義は自国および他国の両方に損害を与えることになる」とし、関税を巡り緊張関係が続く米国を暗に批判した。
さらに「中国は中央アジア諸国と協力して国際正義を守り、覇権主義と強権政治に反対する用意がある」と表明した。新華社によると、中国と中央アジア5カ国との貿易額は年初来の5カ月間で2864億2000万元と過去最高を記録した。
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