
6月17日未明、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で、複数の地区がドローン(無人機)による大規模攻撃を受け、アパート1棟が損壊、11人が負傷したと市当局が明らかにした。写真は、攻撃を受けて地下鉄駅に避難する人ら。同日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Thomas Peter)
[キーウ 17日 ロイター] – ウクライナの首都キーウ(キエフ)各地で17日未明、ロシアのドローン(無人機)やミサイルによる大規模攻撃があり、ウクライナ内務省によると、14人が死亡、44人が負傷した。
27カ所が攻撃を受け、居住用建物、教育機関、重要インフラ施設が損傷したという。
クリメンコ内相は「きょう、敵はドローンもミサイルも惜しまなかった」と述べ、ロシアが2022年2月に本格的な侵攻を開始して以来最大規模の攻撃の一つだったとの認識を示した。
ロイター記者によると、ドローンがキーウ上空を飛び交い、ミサイルと思われる音が聞こえた。空襲警報は発令から7時間以上続いた。
地元当局によれば、1人が負傷した首都郊外の地域や、13人が負傷した南部オデーサ(オデッサ)州を含め、国内の他の地域も攻撃を受けた。
キーウのクリチコ市長は、市中心部に近いソロミャンスキー地区でアパートの最上階や非住宅地域に被害が出たとしたほか、同地区で医療関係者が救護に当たっていた場所の向かいの住宅で62歳の米国人が死亡したと明らかにした。
クリメンコ氏によると、この男性は破片による傷で死亡した。
ウクライナのイエルマーク大統領府長官はテレグラムに「ロシアの無人機によるキーウの居住用建物への攻撃が増えている」と投稿。「ロシアは民間人に対する戦争を続けている」と記した。
ロシア国防省が17日に発表したところによると、ロシアの防空部隊は夜間、モスクワ州を含むロシア領空でウクライナの無人機147機を迎撃・破壊した。
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