[東京 2日 ロイター] – 海外からの対日直接投資促進に向け、政府が近く目標額を引き上げることが2日、分かった。新たに「2030年代前半のできるだけ早期に150兆円」とする目標を掲げ、脱炭素化などの分野で海外企業の工場誘致を促す。複数の政府関係者が明らかにした。

23年末の対日投資残高は50兆円余りで、新たな目標額は約3倍に相当する。投資を呼び込むことで、地方の雇用創出などにつなげるのが狙い。

対日投資を巡り、政府はこれまで30年までに100兆円を目指すとしてきた。30年以降の目標設定と併せ、30年の目標額は120兆円に改める。近くまとめる経済財政運営の指針(骨太方針)に明記する。

投資拡大に向けては、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)、ライフサイエンスなどの戦略分野で関係府省庁が連携する。

新しい地方経済・生活環境創生交付金を活用した誘致支援に加え、官民が連携しやすい体制を構築することも視野に入れる。

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