トランプ関税で原油急落 ガソリン価格値下げ歓迎の声も 燃油サーチャージも下がる?【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年4月23日)
トランプ関税の影響で、原油の価格が急落しています。連休を控えたガソリンスタンドでは、値下げする動きも出ています。
■「きょうから3円値下げ」歓迎の声も
22日、番組が取材した都内のガソリンスタンド。店主が真剣な表情で見つめるのは、原油の先物価格のチャートです。
トランプ大統領の発言一つで乱高下する先物価格。円高も進行しています。店主は一日に何度もチャートを確認する日々が続いています。
ガソリン価格に直結する原油の先物価格は、今月2日の相互関税の発表以降に急落。一時1バレル60ドルを割り込み、4年ぶりの安値を付けました。
その結果、車を使う人にはうれしい動きがありました。
田中商事 三枝直樹店長
「4月9日くらいまで仕入れ価格が上昇していました。トランプ大統領の一連の動きで、10日くらいから徐々に仕入れ価格が下がってきて。仕入れ価格が下がってきたので、ゴールデンウィークも近いので、あした(23日)から値下げを考えています」
「(Q.どのくらい下げる予定ですか?)きょうと比べてあした3円、全油種3円を値下げします」
高止まりを続けていたガソリン価格の値下がりに利用者はこう話します。
利用者
「食品の次に厳しいですよね、ガソリンが高くて。ずっと高いので、車はあまり乗らないようにしてます」
「(Q.このスタンドであすから3円値下げするそうです)あした来れば良かった。ゴールデンウィークはどうしても車に乗らなきゃいけない日があるので、それを考えると下がってくれたほうが助かります」
利用者
「遠出はできますよね。近場で遊ぶのではなく、遠くまで行って買い物できる」
店側はできる限り値下げを維持したいと考えていますが、今後については不安を感じているといいます。
三枝店長
「トランプ大統領の発言とかでコロコロ変わっちゃうので。今の価格ですら、あしたどうなっているか分からない。最近は一日一日で状況も変わるので、ちょっと困惑してます。一喜一憂はできないです」
■燃油サーチャージも下がる?
ガソリン価格値下がりの動きについて、専門家はこう指摘します。
日本エネルギー経済研究所 小山堅首席研究員
「相互関税以降、ドルベースでの原油価格が下がった分と円高。両方が効いてガソリンの値段に下押しの圧力がかかってきた」
値下げはガソリン以外に広がる可能性もあるといいます。
小山首席研究員
「燃油サーチャージも下がる方向に向かう可能性はあります。仮に今のような原油の低価格がこれから先も相当の期間続けば、電気代・ガス代にも影響してくる」
しかし、先行きの景気には暗雲が漂っているといいます。
小山首席研究員
「世界経済がおかしくなる、我々の経済や暮らしが大変になるという不安で値段が下がっているわけで、ガソリンの値段が下がって良かったと手放しで思えるような状況では全くない。今回の関税は、日本のような貿易立国にとってみると由々しい問題で、日本の経済そのものにものすごく大きな影響を及ぼす大問題」
(「グッド!モーニング」2025年4月23日放送分より)
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