
3月の米ミシガン大消費者信頼感指数の確報値は、57.0と、前月から低下し、消費者の5年先の期待インフレ率は1993年2月以来の高水準となった。2011年、シカゴで撮影(2025年 ロイター/Jim Young/Files)
[ワシントン 28日 ロイター] – 米ミシガン大学が28日発表した3月の消費者信頼感指数の確報値は、57.0と、前月から低下した。消費者の5年先の期待インフレ率は4.1%で、1993年2月以来の高水準となった。前月の3.5%から上昇した。
1年先の期待インフレ率は5.0%と、2022年11月以来、約2年半ぶりの高水準となった。前月は4.3%だった。
景気現況指数確報値は63.8、消費者期待指数確報値は52.6だった。
エコノミストは、トランプ米大統領の関税措置など、保護主義的な貿易政策により今後数カ月で輸入品価格が押し上げられ、インフレが一段と加速すると予想。
RSM・USのチーフエコノミスト、ジョセフ・ブルスエラス氏は「インフレ期待は、関税による一時的な物価上昇が全般的な物価上昇、つまりインフレに変わっていくメカニズムだ」とし、合理的な政策立案者なら、ハードデータとソフトデータの双方を見極め、実体経済へのダメージを抑える方向に動くとの見方を示した。
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