テスラが4月からサウジで販売開始、マスク氏ツイート巡る確執解消か

米電気自動車(EV)大手テスラは26日、自社のウェブサイトで4月からサウジアラビアで販売を開始すると発表した。25日、仏ナント近郊で撮影(2025年 ロイター/Stephane Mahe)

[リヤド 26日 ロイター] – 米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabは26日、自社のウェブサイトで4月からサウジアラビアで販売を開始すると発表した。

4月10日に首都リヤドで記念イベントを開催し、各種EVを展示するほか、自動運転タクシー「サイバーキャブ」の試乗体験や、人型ロボット「オプティマス」の公開などを行う予定だ。

さらに翌11日にはリヤドとジッダ、ダンマームにポップアップストアを開設する。テスラによると、数週間以内にサウジでの販売計画の詳細と今年以降の投資計画について詳しい内容を公表するという。

こうした動きから、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とサウジの間で過去に生じたあつれきが既に解消されている様子がうかがえる。

2018年にマスク氏が、サウジ政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)との会談後にテスラの非公開化に向けた「資金を確保した」とつぶやいたことが、最終的に株主からの集団訴訟に発展。この過程でマスク氏とPIFトップが緊迫したメッセージのやり取りをしていたことが明らかになっていた。

テスラは他の中東諸国では販売活動を進めているが、これまでペルシャ湾岸地域最大の市場であるサウジは「空白地帯」だった。

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