
トランプ米大統領一族が経営に関わり暗号資産(仮想通貨)事業を手がける「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」は25日、米国債やドルなどの資産を裏付けとしてドルとの価値連動を目指すステーブルコイン「USD1」を発行することを明らかにした。写真は2024年7月、米共和党全国大会(RNC)に登壇したザック・ウィットコフ氏。(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ロンドン 25日 ロイター] – トランプ米大統領一族が経営に関わり暗号資産(仮想通貨)事業を手がける「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」は25日、米国債やドルなどの資産を裏付けとしてドルとの価値連動を目指すステーブルコイン「USD1」を発行することを明らかにした。発行時期は公表していない。
「USD1」はイーサリアムとバイナンス・スマート・チェーンのブロックチェーンにより発行されるとしており、将来的には他の規格にも対応する予定としている。
デジタルトークン「USD1」は1ドルと同等の価値を持つように設計するとしており、WLFは「第三者の会計事務所による定期的な監査を受けた準備資産により、価値が十分に裏付けられる」と説明した。ただ会計事務所の詳細については明らかにしなかった。
WLFの共同設立者ザック・ウィットコフ氏は国債などの運用者や主要な機関は、「USD1」を国境などによる切れ目もなく、安全な取引として組み込むことができると述べた。
WLFは、米大統領選の2カ月前にトランプ氏と3人の息子、トランプ氏と関係が近い富豪のスティーブ・ウィットコフ氏(ザック氏の父)によって発表された。これまでに「$WLFI」として知られる仮想通貨を販売し、5億5000万ドルを調達したという。
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