<第48回 京浜盃(JpnII)>


(3月24日現在)

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■ナイトオブファイア


 11日に行われた準重賞・スターバーストCは、3~4コーナーから後続を引き離し、6馬身差の圧勝。無傷の4連勝を飾り、羽田盃の優先出走権を獲得しました。休み明けや初距離、別定57キロ、道中は2頭から絡まれる形になっても、難なくクリア。

 そんな強さは見せましたが、「レース後はケロッとして、3日目からは調教に乗り始めました。中1週なのは予定通りですが、逆に筋肉にハリが出ている分、体重は増えているかもしれません。心臓も負荷がかかったことでさらに良くなっています。最終追い切りも楽に動けて抜群の動きを見せてくれました」と渡邉和雄調教師。

 今回の課題について、「1700mはスタート後のコーナーが短い分トリッキーで紛れがあると思います。この馬はスタートが速くないので、どの位置を取れるか。1800m、2000mの方がいい馬です。ただ、機動力はあるし、馬込みも平気でどんな競馬でもできる馬。楽しみを持って送り出します」と力を込めました。

 なお、渡邉厩舎には同じ星加浩一オーナーが所有するミックファイア(無敗の三冠馬)がいます。「遜色ないポテンシャルを持っていると思います。どこまで強くなるのだろうと期待は大きいです」と声を弾ませました。

■カセノタイガー


 JBC2歳優駿は勝ち馬から0秒8差の4着、南部駒賞は勝ち馬から0秒2差の2着。重賞実績馬が、北海道から大井へ移籍しました。初戦のブルーバードCは後方のまま終わりましたが、「フワフワしていたので、もっと集中して走れるといいですね」と御神本訓史騎手(今回は桑村真明騎手)。ここに向けては牧場での坂路調教を取り入れ、10日前入厩しました。蛯名雄太調教師は「前走は手探りの部分もありましたが、いい感じにきています。最終追い切りは思った以上の時計が出てテンションを心配していましたが、現状では落ち着いているので、このまま出走できれば」とコメント。1枠1番に入ったことについては「後ろから行く馬なので、ロスなく行けていいかなと思います」と話しました。

■シビックドリーム


 大井生え抜き馬で、ハイセイコー記念2着&ゴールドジュニア3着と、重賞タイトルまでもう少し。前走の雲取賞は2番手につけて最後まで粘り、勝ち馬から1秒1差の7着でした。「初めての1800mはどうかと思っていた中でも、よく頑張ってくれました」と米田英世調教師。今回は2度目の交流重賞に挑みますが、「前走はその前の落鉄の影響もあって様子を見ながら仕上げてきた部分もありましたが、今回は何の不安もなく攻めることができました。この馬自身は前走以上の状態。1700mになるのもいいと思います。スタートも反応も良く、どんな競馬でもできる馬なので、あとは安藤洋一騎手に任せます。相手は強いですが頑張って欲しいです」とエールを送りました。

■プレミアムハンド


 浦和生え抜きで、今回が14戦目というキャリアが豊富な馬。重賞タイトルはまだありませんが、若武者賞&平和賞は3着、雲取賞&ニューイヤーCは5着と好走しています。特に、10番手を追走した雲取賞は、JRA&他地区勢を抑えてメンバー最速の上がり3ハロン38秒9の末脚を繰り出しました。ここまでの競馬内容に小久保智調教師は「いいモノは持っていますが、晩生タイプなので精神的にもまだ幼いです。気が向いていないので、真面目に走れれば、もっとやれると思います。常に自分との戦いなので、相手は関係ありません」とのこと。今回の状態面に関しては、「タフな馬。力を出し切っていないので、いつも元気です」と話していました。

■リコースパロー

*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) 牡3歳
*成績 6戦4勝2着0回
*重賞タイトル
 サンライズカップ(H1)(2024)
 ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H2)(2024)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]


 ホッカイドウ競馬時代は2つの重賞を含む無傷の4連勝を飾りました。JBC2歳優駿は9着に敗れましたが、その後は大井へ移籍。これまではスピードを生かして先行してきましたが、前走の雲取賞はハナにはこだわらず、4,5番手を追走して6着。荒山勝徳調教師は「スピードがすごくあることはわかっていますが、先を見据える意味でも控える競馬をしてもらいました。突っかかっていってしまい、折り合いは課題。今回どんな競馬をするかは御神本(訓史)騎手に任せます。距離が100m短縮するのはいいですね」とコメント。休み明け2戦目ですが、「疲れはなかったですが、(状態は)上がってこないです。ポテンシャル自体は高い馬なので、現状でどんな走りをしてくれるか」と控えめでした。

<JRA所属馬の紹介>


 新馬戦(1200m)は後方のまま終わりましたが、それ以降は1700m以上にシフトし、持ち前のスピードを生かした逃げが続いています。3戦目の未勝利戦で初勝利。4戦目の黒竹賞はのちにヒヤシンスSを制するルクソールカフェに、3コーナーで早めにかわされましたが粘り込み5着。前走は1勝クラスを勝ち上がりました。展開のカギを握る1頭。

■ナチュラルライズ


 新馬戦(1700m)は直線で力強く抜け出し、6馬身差をつける圧勝でした。2戦目のカトレアSは4か月ぶりの実戦で、馬体も増えて+14キロ。直線で先頭に立つと押し切り、2連勝を飾りました。1番人気に推された前走の全日本2歳優駿は勝負どころから進出しましたが、追い上げ届かず4着。川崎から大井に舞台を移し、巻き返しを図ります。


 新馬戦(1200m)は直線抜け出しVを飾り、抜群の瞬発力を披露しました。兵庫ジュニアグランプリも間を割って差し切り、初タイトルを獲得。2走前の全日本2歳優駿は逃げたミリアッドラヴに3/4馬身差及ばず2着でしたが、全国区の力があることを改めて示しました。今回のポイントは初距離となる1700m。その戦い方に注目が集まります。

<他地区馬の紹介>

■ウィルオレオール


 ホッカイドウ競馬でフレッシュチャレンジとオープンを勝ち、その間には札幌の芝にも挑戦しました。3走前から南関東に遠征。平和賞はゴール寸前で差し切り、重賞初制覇を果たしました。全日本2歳優駿は強豪を相手に勝ち馬から0秒7差の6着、前走のブルーバードCは地方最先着の3着。実績豊富な1頭が交流の勲章を狙います。

■ソルジャーフィルド


 2走前のJBC2歳優駿は後方3番手を追走し、勝負どころで進出。最後の直線で後続に3馬身差をつけ、交流重賞初挑戦Vを飾りました。前走の全日本2歳優駿は初物づくしでしたが、地方最先着の3着。昨年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬を受賞しました。北海道デビューの地方世代ナンバー1ホースが、ダート三冠の前哨戦へ!!!

■ページェント

*愛知 塚田隆男 厩舎 牡3歳
*成績 11戦4勝2着3回
*重賞タイトル
 スプリングカップ(SP1)(2025)
 ゴールドジュニア(SP2)(2025)
 ライデンリーダー記念(SP1)(2024)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]


 京浜盃が昨年から交流重賞となり、愛知勢が初参戦します。ホッカイドウ競馬からデビューし、昨年9月に移籍。10月下旬以降は名古屋&笠松の重賞1400mから1700mの舞台で3勝。すばらしい成績をあげています。今シーズンもいよいよ始まった大井のトゥインクルレース。ページェントも光り輝く存在になるか、楽しみにしたいと思います。


*京浜盃の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!