カナダで開かれた主要7カ国(G7)外相会合は、共同声明でロシアに対して停戦に合意するよう求めた。外相らは、ロシアが応じない場合の対ロ制裁強化についても協議した。

  声明内容は、同盟各国が米国に歩み寄る形で実現したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。内部の協議を話しているとして匿名を条件に述べた同関係者によると、外相らは中東を巡る文言を大幅にトーンダウンし、ウクライナへの言及も抑えた。今年6月にはカナダ・アルバータ州でG7サミット(首脳会談)が開催される。

  外相会合で協議が最も難航したのは中東に関する合意だったという。米国はイスラエルとパレスチナの対立における2国家解決やパレスチナへの言及を受け入れなかったためだ。それでも米国に対して、「パレスチナの人々の政治的展望」に尽力するよう説得できたと、関係者らは述べた。

G7 Foreign Ministers' Meeting

カナダ・シャルルボワで記念撮影するG7外相ら

Photographer: Renaud Philippe/Bloomberg

原題:G-7 Nixes ‘Two-State Solution’ to Push Through Communique (1)

(抜粋)