ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.14 09:52

予期せぬ問題で、昨年6月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士2人の地球帰還がまた延期された。当初、1週間予定されていた彼らの宇宙滞在の旅程は、すでに9カ月を超えている。

韓国時間で13日午前8時40分、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地で打ち上げられる予定だったスペースXのロケット「ファルコン9」が、打ち上げ1時間前に油圧問題で打ち上げが取り消された。

このロケットは4人の宇宙飛行士を乗せたスペースXの有人宇宙船「クルー10」を乗せて打ち上げられる予定だった。米航空宇宙局(NASA)は「ロケットと宇宙船自体は全て正常」とし、数日内に打ち上げが試みられると明らかにした。

同日の打ち上げの延期に先立ち、予期せずISSに長期間滞在している宇宙飛行士のスニータ・ウィリアムズ氏とブッチ・ウィルモア氏の地球帰還の日程も延期された。

NASA所属のベテラン宇宙飛行士であるウィルモア氏とウィリアムズ氏は昨年6月、ボーイング社が開発した宇宙船「スターライナー」の初の有人試験飛行のためにこの宇宙船に乗って地球を離れ、ISSに到着した。

当初、彼らは約1週間任務を遂行した後、乗ってきたスターライナーを利用して地球に帰還する予定だったが、宇宙船がISSにドッキングした後、ヘリウム漏れなどさまざまな機体の欠陥が確認され、日程が延期された。その後、スターライナーは無人状態で帰還し、2人は同年9月にISSに合流したクルー9のメンバーらとともにISSでさらに滞在した後、今年2月に帰還する予定だったが、宇宙船利用問題で再び帰還が延期された。

NASAはウィルモア氏とウィリアムズ氏が初めてスターライナーに搭乗する時から非常時にISSに長期間滞在することもあり得るという計画のもとで任務を引き受け、彼らの帰還のために既存のISS宇宙飛行士の輸送任務(クルー9・10)を連結して進めること以外には他の選択肢がなかったという立場だ。

2人の宇宙飛行士を単独で帰還させるために宇宙船を打ち上げようとすると数千億ウォンの追加費用がかかると伝えられた。当事者である2人はマスコミとのインタビューで、ISS長期滞在に不満がないという立場を繰り返し明らかにした。