ウォラー米連邦準制度理事会(FRB)理事は6日、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げは支持しないものの、年内に2回ないし3回の利下げの余地があるかもしれないとの見解を示した。

  ウォラー理事はウォールストリート・ジャーナルCFOネットワーク・サミットで、「労働市場や全てのことが持ちこたえていると見受けられるのであれば、インフレだけを注目することができる」と指摘した。

  その上でインフレ率に関し、「目標に回帰しつつあると考えられるなら、利下げを開始できる。次回会合とは言わないが、先行きに関しては確かに想定可能だ」と話した。

  米金融当局が18、19両日に開くFOMC会合では金利据え置きが広く予想されている。当局者の一部は利下げを再開する前に、インフレ抑制でさらなる進展を目にしたいとの考えを示唆している。

  ウォラー理事はまた、関税がインフレに及ぼす影響は大きくないだろうとする見解をあらためて示した。

原題:Fed’s Waller Still Sees Potential for Two to Three Cuts in 2025(抜粋)