トランプ氏「DEIはデマ!」、アップルに多様性施策廃止求める

トランプ米大統領は26日、米アップルに対し、「多様性、公平性、包摂性(DEI)」に関する方針を廃止するよう求めた。2024年3月撮影(2025年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[ワシントン 26日 ロイター] – トランプ米大統領は26日、米アップル(AAPL.O), opens new tabに対し、「多様性、公平性、包摂性(DEI)」に関する方針を廃止するよう求めた。同社の株主は前日25日の年次総会での投票で、DEIを引き続き推進する経営陣の方針を承認した。

トランプ大統領は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、アップルはDEIルールを調整するだけでなく、廃止すべきだと主張。「DEIは米国に悪影響を及ぼしてきたデマだ。DEIは終了だ!」と大文字で書き込んだ。

トランプ氏は就任直後、連邦政府機関などでのDEIプログラムを廃止する大統領令に署名し、民間企業にも同調を求めている。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は25日の年次総会で、同社の「強み」は最優秀の人材を採用して彼らに協力の文化を提供することに由来していると強調。ただ、新たな展開に応じて何らかの調整を行う可能性についても示唆した。

DEI施策を巡っては、メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabや、米グーグルの持ち株会社アルファベットべ(GOOGL.O), opens new tabなど米大手企業が、トランプ大統領の返り咲きを機に相次いで取り組みを後退させている。

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