小芝風花が怪演の『妖怪シェアハウス』、ただ一つ残念な点

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✍ 小芝風花が怪演の『妖怪シェアハウス』、ただ一つ残念な点 (1/3ページ)   最近は深夜ドラマも軽視は禁物だ。実験的な秀作も多い。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。   * * *   『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系土曜午後11時15分)がハジケています。注目はまず、民放の連ドラ初主演の小芝風花さん。ヒロイン・目黒澪役を演じていますが、貧乏神になってげっそり目の下に黒いクマを作ったり、頭に2本のツノを生やすかと思えば、泣いたり笑ったり、髪の毛振り乱して怒ったり。もう、演技の幅がハンパない。いささかの躊躇もない。「どんな役でもどんと来い!と言える女優になりたい」と自ら語っていたように体当たりのハチャメチャさが爽快です。   数年前、最初に「小芝風花」という名前を聞いた時は、響きがどこか古風で演歌的かつその昭和顔も手伝って、陰翳のようなものを感じました。しかし実は本名とか。しかも、女優になる前は、何とフィギュアスケートの選手でバリバリの体育会系というのだから二度びっくり。たしかに言われてみれば、筋肉の躍動感が他の女優とは全く違う。   まだ23才の若手ですがここ数年の小芝さんの快進撃は目を見張るものがあります。『女子的生活』『トクサツガガガ』『歪んだ波紋』(共にNHK)と話題作に立て続けに登場。一作ずつ確実に怪談……ではなく階段を上ってきた印象です。   さて今回のドラマの筋は、男に騙され捨てられた自己肯定感ゼロの目黒澪(小芝風花)が神社の境内で倒れていたところ、妖怪たちに助けられ一緒に暮らすことになる。この妖怪シェアハウスでの経験を通じて澪は人生どん底から少しずつ成長して変化を遂げていくという物語です。 …
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