天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3970868 / CC BY SA 3.0
#放送前の番組
#2018年の小説
#GA文庫
#ハイファンタジー小説
#王子を主人公とした小説
#継続中の作品
『天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜』(てんさいおうじのあかじこっかさいせいじゅつ そうだばいこくしよう)は、鳥羽徹による日本のライトノベル。
イラストはファルまろ。
GA文庫(SBクリエイティブ)より2018年5月から刊行開始。
「このライトノベルがすごい!」の2019年度版では、新作部門において4位(総合14位)。
2020年2月時点でシリーズ累計発行部数は25万部を突破している。
メディアミックスとしてえむだの作画によるコミカライズ『そうだ、売国しよう 〜天才王子の赤字国家再生術〜』がマンガUP!にて2019年10月からコミカライズが連載中。
また『天才王子の赤字国家再生術』のタイトルでテレビアニメ化も企画されている。
ナトラ王国の王子ウェインは弱冠16歳だが、父王の急病によって急遽、摂政として国政を任されることになった。
ナトラは北方の小国で、資源もなく、経済的にも軍事的にも弱小。
何か改善しようとしても、その資金も人材もないという八方塞がりの状況であった。
ウェインは次代の名君として将来を嘱望され、臣下や国民からも敬愛される存在だが、実は大の怠け者で、聡明であるがゆえに自国の状況をよく理解しており、あわよくば他国に国を売り払い、悠々自適の隠居生活を企んでいた。
そんな折、覇権国家・アースワルド帝国の皇帝も病に倒れ、さらに後継者を指名しないまま急死してしまう。
東側諸国に混乱が広がる中、ウェインが国を売ろうとして仕掛けた策謀はすべて思いがけない方に転び、稀代の名君として国の内外に声望を高めていくことになる。
物語の舞台となるヴーノ大陸は中世ヨーロッパ的な文化風俗の世界であり、大陸中央を縦に険しい山脈(巨人の背骨)が走り、大まかに東側と西側に分かれる。
東側はカリスマ性のある皇帝の一代によってアースワルド帝国が急速に台頭し、その軍事力を基に侵略による併呑や属国化などで東側をほぼ統一している。
一方西側は大宗教・レベティア教の権威が強く、絶大な権力を持つ選聖候と呼ばれる7人を中心にまとまっている。
東側と西側は文化や価値観に違いがあって対立関係にあり、互いが互いにいずれ自分たちの影響下において大陸を統一したいと考えている(作中では特に人種の扱いの差が明示され、西側はフラム人を家畜同然に扱うのに対し帝国は多様な人種人材が集まる国となっている)。
主人公の国・ナトラ王国は大陸東西のほぼ中央、最北端に位置する小国で、東側に属する。
歴史は大陸でも有数の長さを誇るが、その立地上、春は短く冬は長いという気候で、さらに国土の大半は荒野である。
資源もなく、これといった産業もなく、主要交易路から外れているため経済的にも恵まれていない。
それゆえ旨味がなく隣国から侵略されることもなかったが、逆に言えば長く戦争経験もないため、軍事力も貧弱である。
しかしながら、歴代の王は名君が多く、近隣諸国とは友好関係に努め、東側諸国の一員として帝国とも(事実上の属国とは言え)友好関係にあり、物語開始時点では帝国の駐留軍がいる。
また、交易路としては廃れたが、山脈を超える西側への数少ない交路がある。
物語開始時点では、帝国はほぼ東側を統一し、数年の内に西側への侵攻を開始する状況であった。
しかし、カリスマ性のある現皇帝が後継者を指名せずに急死したために、帝国は政治的混乱状況に陥り、それが東側全域に波及し、かつて帝国に侵略された国や地域が独立や失地回復を狙うなど戦乱の兆しがある。
声の項はテレビアニメ版の声優。
大陸東側に属し、主人公が治める弱小国家。
本国 マーデン侯領 3巻末でナトラに併合された旧マーデン王国の中心地域。
ゼノヴィアが侯爵に任命され、マーデン侯領として自治権を持つ。
大陸東側を事実上統一した覇権国家。
物語開始間もなく皇帝が病に伏し、そのまま亡くなったため混乱状態にある。
後継者候補として3人の皇太子がいるが各派閥は実力伯仲しており、政争が長引いている。
皇族 官吏・軍人 都市や属領の人物 大陸西側に属し、ナトラの西側に位置する隣国。
ナトラと同じ小国であったが数年前に金山が発見され、経済的に裕福となる。
内政においては元来のマーデン人からなる生粋派(マーディア)と、マーデン王が国外から登用した外来派(ステラ)による激しい政争がある。
1巻において帝国の混乱を見てナトラに侵攻するが、逆に金山を取られ…
