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00:00 谷桃子バレエ団には、ユーチューブ(動画)のページがあり、定期的な更新もされています。
監督の高部尚子によると、生き残りをかけ、バレエの世界へ新しい挑戦をつづけるとのことです。
新しい挑戦とは、聞こえは良いですが、谷桃子(1921ー2015)が、確固として築いてきた生き方、パートナーの小牧正英(1911 – 2006)との歴史的かかわり、欧米どうよう日本の中国への侵略行為により、小牧正英が得たモダン(西欧のバレエ文化)。これを重要視しないで、時代に振り回され、すべてを失うという結果にならないでしょうか。
(動画の)映像の作り方ですが、露骨すぎるタイトルが先にあり、それから制作しているようにも感じます。
私には、生き残りをかけた「概念(イメージ)」の「斬新さ(バレエ界の変革)」より、ただただ、集客だけ、目先の金儲けが重要のように見えます。
01:45 日本のバレエ界の変革ですが、
①1983年、吉田都がローザンヌでスカラシップ賞をとり、ロイヤル・バレエ団でプリンシパルの継続。
②1989年、熊川哲也がローザンヌで優勝。この時ですが、日本バレエ界の喜びは大きく、私にはいまでもあのときの感激が心にあります。
③1993年、上野水香(15)がローザンヌでスカラシップ賞。
かれら三人だけを見ても活躍は、すぐれているものです。かれら個人をみて、日常での、高等な技術の維持。表現してゆくため不断の体力、より強固な筋肉を作ってゆくこと。
さらに、日本のバレエ界への、構築と創作を考えると、たたえるべきところがいくつもあり、そこから、さらなる次の段階へ上(のぼ)らせるよう努めるのが良識かと思います。
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02:45 高部尚子に見られる、カラぶりに終えるような希望(欲望)についてです。
一時的な金儲けがもたらすもの。いま仮に10億円の収入があったとします。大きな額面ですが、この金で、谷桃子バレエ団がどうかなるのでしょうか。何も築けず数年で無くなってしまうと思います。
金儲けは重要でしょう。しかし、(動画の)映像を見ると、バレエに専念してきて、世間の経験が少ない、少女ダンサーや家族には、基礎がないのに、この見世物ような動画作成は、ただ悲惨なものを生み出すことになるのではと感じます。
(動画の)映像を見ると、公共へ、あざとく発信する映像の作り方が先にあるように見えます。
少女ダンサーたちの大半は、バレエを通し、上品な美意識を経験知として体得している人たちです。
03:55 映像化への拒否、返答の拒否。拒絶には、死刑のような厳しい踏み絵があるような感じがしてなりません。
少女ダンサーたちが、日常から離れた、派手なバレエの衣裳を身に着け、裸以上の裸を、世間に向けて出してゆくこと。あまり考えてもいない自分自身の意見を無理にさらけだすことを強要されているように見えます。
私からは、非常に幼く見える、少女ダンサーたちです。彼女たちを、瀬戸際へ追い込み、発言(言葉)を録音、映像化しているような作品(映像)に見えます。
04:50 男性のオーディションとかの、審査員役で集まっている人たち。前田清美(66)振付師、ジャズダンス。近藤良平(55)振付師、ダンサー。湖月わたる(52)元タカラヅカ(男役)。
高部尚子たち、この老練者には、テレビや映画などの世界を知っており、抵抗が少ないのでしょう。私にはこの老練者が悪党に見えます。
私が動画の映像から感じ取れるものは、編集テクニックっていうもなど感じません。実体がないのに、心身をナイフでえぐったような露骨すぎる映像が作られ、真実かのように感じられるようにできているだけです。
高部尚子は、すべて察していると思います。それでも、少女ダンサーへ身の丈に合ってない演技を負わせること。このことは、かれらの過敏な心身を守るため、厳しく糾弾されるべきものではないかと思っています。
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06:15 サムネイル(インデックス)を見ると、重圧、涙の決断、給料、給料制、食事制限、節約生活、激痛、団費。お金、借金まみれ、「金をくれ!」「金のためなら人殺し!」はまだ無いようです。
少女ダンサー(私は、この中に、高部尚子自身も含めます)たちが生活する部屋(アパート)へ入り、持ち物から食事までを、あからさまに映してゆく行為ですが、これには「盗撮」と似た感じを受けました。
さらに、少女ダンサーたちの、金銭的に余裕のない日常を、非難するかのように、次々、平気で映してゆく行為です。
これは、あまりに残酷で、強盗、強姦に近いものを感じました。
救いは、高部尚子宅に居る、猫(歌舞ちゃん)の透きとおった目でしょうか。猫の歌舞が、映像を作成するスタッフを凝視する行為に、ほっとした気持ちになりました。
私にはグロテスクすぎる映像であり、断片しか見ることができません。
数年後のこととして、少女ダンサーたちは、あのとき、あんなことを言わなければ良かったと思うのではないでしょうか。
「年末緊急来日」「異次元の踊り」とのサムネイルがある平田桃子(39)ですが、英国でのトップバレリーナという紹介。褒めたたえるのは結構ですが、これだと、主要メンバーのすべてを、海外や国内の有名な人にすれば良いのではないのでしょうか。
平田桃子嬢についても、今回の演技は、やつれたものに見えます。それなら、マリインスキーの永久メイ(23)、英国ロイヤルの高田茜(33)など、どうでしょうか。彼女たちを招聘すれば良かったのではと思いました。
「ちょっと、メイちゃん、来てよ。私、高部」と一度、公開でいえばどうなのでしょうか。
谷桃子バレエ団 https://www.tanimomoko-ballet.or.jp/
新国立バレエ団 https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nbj/
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