ジャンプは全部、危なかったです。あれだけこらえるジャンプばかりっていうのはあまりない。でも、(それを)こらえられたのが、優勝の要因だと思っています」 全日本選手権で4連覇を果たした宇野昌磨  取材エリアに出てきた宇野昌磨(22歳)は、清々しい顔で言った。  2019年の全日本フィギュアスケート選手権、宇野は4連覇を成し遂げる形で制した。ショートプログラム(SP)は2位スタートだったが、フリーは184.86点で他を引き離しての1位。逆転での戴冠だった。 「今シーズンは、”スケートをやっていてつらいな”というのが、(今までで)いちばん多くて。(今回は)久々に練習から楽しめて、試合も楽しめて。自分の演技を貫くことができました」  宇野はそう言って、とろけるような笑顔になった。  王者はなぜ、”こらえられた”のか?