桐野夏生のベストセラーを映画化。23人の男と1人の女が無人島で繰り広げる究極のサバイバル
映画『東京島』予告編
［見どころ］
無人島に漂着した23人の男性と、唯一の女性である主婦が繰り広げる究極のサバイバルを描いたサスペンス。直木賞作家である桐野夏生の同名ベストセラー小説を篠崎誠監督が映画化。極限状態でむき出しになる人間の業と欲がうずまき、滑稽なさまがおかしくも恐ろしくなる。『ぐるりのこと。』の木村多江が島で唯一の女性を熱演、新境地を開いたほか、窪塚洋介、福士誠治、柄本佑ら若手演技派が、彼女をとりまく男たちを演じ、個性を競っている。
［ストーリー］
エルメスのスカーフや洋服をスーツケースに詰め込んで夫婦2人きりのクルーザー旅行に出かけた清子（木村多江）と隆（鶴見辰吾）。だが途中で嵐に遭い、太平洋に浮かぶ無人島に流れ着く。清子はたくましく生き抜こうとするが、隆はネガティブになって衰弱していき、そこへ16人の若い日本人男性と6人の中国人グループが次々と漂着。いつまで経っても救助の船は来ることはなく、23人の男と清子の共同生活が始まった。やがて隆が謎の死を遂げ、清子は女王のように君臨するが……。
［スタッフ・キャスト］
［監督］篠崎誠
［脚本］相沢友子
［原作］桐野夏生
［出演］木村多江、窪塚洋介、福士誠治、柄本佑、木村了、染谷将太、川口龍人、南好洋、結城貴史、清水優、阿部亮平、テイ龍進、鶴見辰吾
［DATA］2010年／日本／ギャガ／129分
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