長崎県20例目(長崎市4例目)の新型コロナ陽性患者を確認。
■長崎市と長崎みなとメディカルセンターの会見要旨
長崎みなとメディカルセンターの職員が7月9日(木)夜間に発熱症状があり、7月10日(金)にLAMP法による検査を実施したところ陽性反応があり、その後、長崎市保健環境試験所にて PCR 検査を実施したところ陽性が確認された。
■患者の状況
●20歳代の女性
●医療技術職(長崎みなとメディカルセンター勤務)
●行動歴は調査中(県外への移動はない)
●症状は発熱・頭痛などがある。CT検査で肺炎症状はなく軽症。
●濃厚接触者は調査中
●長崎みなとメディカルセンターでは、入院・外来患者と医療従事者を中心に接触者の調査を開始し、院内で検査を実施している。長崎みなとメディカルセンターのほか長崎市保健環境試験所及び長崎大学病院においても検査を予定している。
当該職員は7月9日木曜日まで特に発熱・呼吸器症状等なく勤務しております。
昨日7月9日木曜日勤務終了後から倦怠感を感じ、同日22時に悪寒発熱頭痛腰痛の症状が出ています。そのため本日勤務をお休みし、所属長に報告の上、当院外来を受診しております。
午前10時にLAMP法による検査を実施し、お昼頃、陽性が確認されました。
直ちに長崎市保健所に報告しております。再度検体を提出しPCR 法による検査を行い18時に報告を受け陽性を確認しています。
現在は同院の感染症病床に入院しておりまして、現在の症状は発熱・頭痛・腰痛でございます。
当院では午前中の検査で陽性が確認されてから、直ちに緊急会議を開催し対策を検討いたしました。
院内における行動歴を調査した結果、マスクを常時着用していることから厚生労働省が定義するいわゆる濃厚接触者にあたる方は現在のところ院内ではいらっしゃいません。
なお業務上接触したと思われる職員と患者さんを調査したところ、現時点で79名が確認されており、その方々については当院独自で LAMP法による検査を実施していくこととなりました。
そのうち24名は本日検査を実施し全て陰性が確認されております。
残り55名は早急に検査を実施していく予定でございます。
また診療体制についてですが、今のところ関連部署の一部の診療制限を行う予定にしておりますが、業務上接触したと思われる職員・患者さん79名の検索結果を見て、今後さらに診療制限が必要かどうかを判断していきたいと思います。
また検査を実施する内訳については患者さんが27名医療スタッフが52名となっております。
検査対象となる患者さんにつきましては当院からご連絡をしているところでございます。
医療関係者スタッフ10名に対しては2週間自宅待機をしていこうと思っているところでございます。
●考えられる感染経路は
半年ほど県外への移動歴はない。現在考えられる感染経路として院内での心当たりは全くない。
院外での行動履歴等に関しては保健所の方で今から調査をする。その結果を踏まえて考えていくしかないかと現時点では考えている。
保健所は調査に入ったばかり。 濃厚接触の可能性のある方の絞り込みと検査の手配を進めているところで、現時点で具体的なことはお伝えすることができません。
●田上市長
この1週間で3 例出ているということで、市民の皆さんの不安も高まっているんではないかと思います。それ以前の感染者が市民に一人もいないという時点から、いつ感染者が発見されてもおかしくないという状況でしたので、今まさに今私たちはその状況にいるということを再確認し、日常生活からきちんと注意をしなければいけないということを市民の皆さんにも呼びかけていきたいと思っています。
また一つ一つの事例について疫学調査を行って、感染経路や拡がりを確実に把握するということとその結果について市民の皆さんに的確に情報提供するということを行っていきたいというふうに改めて思っています。
●院長
当院としましても感染対策には厳重に注意をしていたところでございますけれども、残念ながら本院の職員に感染者が出たということに関しましては市民の皆様に不安と心配をおかけしているという状況を考えますと大変申し訳ないと思っております。
本人もかかりたくてかかってるわけではないんですが、こういう状況では、いつ自分も感染するかわからない状況の中、今後、我々としましては市長も言う通り、一人一人が感染予防対策を講じてご自身が感染しないようにして、また万が一ご自身が感染したとしてもそれを周囲に拡げないようマスクをしたり、手指消毒をしたり、三密を避けたりというような行動をぜひとっていただければという風に希望しております。
感染症指定医療機関で職員が感染したということに驚くとともに大変残念に思っているところです。
●この方は、クルーズ船のコロナ患者を診た経験があるのか?
みなとメディカルセンターは、感染症指定医療機関になっており4名の患者を診た。最後の方は5月の下旬までおられたが、疫学的には今回の感染経路になることは全くない。全く接触がなかったということと、潜伏期間から考えても全くないと考えている。
●今後の感染対策について
本患者さんも、きちんと《自分が感染しているかもしれない。他人に感染させない》という意識のもとに行動をしていた。無症状でも感染している患者さんもいる可能性があるということを考えると、日頃から常にマスクをする。誰かと接触した場合にはすぐに手洗いをするということが必要だと思います。
また院内で徹底していかなければならないと思っていることは、例えばパソコンとかそういう共有物の徹底した消毒等が必要なんだろうと。
個人個人がきちんと意識をしてマスク、手洗い、三密を避けるとこともありますけれども、そういう共有物にうっかり触れてしまうということがありえますので、それは病院に限らず市中においてもありえると思っております。常に注意をしていただくということが感染対策上を極めて重要であると思っております。
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