旧統一教会のイベントに出席し「マザームーン」と連呼していた自民党の山本ともひろ議員。10月27日朝、自民党本部で、「山本ともひろ勉強会」なるものが開かれました。勉強会が終わったばかりの山本議員に話を聞きました。
■自民2議員が署名の「推薦確認書」山本議員は?
10月27日朝、自民党本部に「山本ともひろ勉強会」の看板が。主催者は旧統一教会の韓鶴子総裁のことをマザームーンと呼んでいた山本朋広衆院議員です。
山本氏の勉強会には菅前総理も参加。関係者によりますと、安倍元総理の功績について話したそうです。
旧統一教会の関連団体が自民党の一部国会議員と交わしていた「推薦確認書」。10月26日までに大串正樹デジタル副大臣と斎藤洋明衆院議員の2人が署名していたことを公表しています。
山本氏はネパールで行われた関連団体のイベントや、アメリカ・ワシントンのイベントにも出席していました。
「推薦確認書」には署名したのでしょうか。「山本ともひろ勉強会」終わりに直撃しました。
■「推薦確認書」に署名したか?の質問に繰り返される答えは…
--旧統一教会の関連で「推薦確認書」は書いた?
自民党 山本朋広衆院議員
「…」
--否定されないということ?
自民党 山本朋広衆院議員
「…」
--書かれていないなら否定をして頂きたい
自民党 山本朋広衆院議員
「まず、申し上げたいのは…私の認識の甘さから彼らと接点を持ったのは本当に申し訳なかったなと。それは猛省もしていますし、今後は彼らとの関係を一切断つということは党が決める前に私自身も決断して」
--確認書を書いたかどうかは?
自民党 山本朋広衆院議員
「繰り返しになって申し訳ないが…彼らとそういう接点を持ったのは認識が甘かったなというふうに思っています」
--確認書を書いたか、書いてないかは?
自民党 山本朋広衆院議員
「今後、彼らと…」
この後、記者は何度も何度も同じ質問をしますが、山本議員は同じ答えを繰り返すばかり。
結局、山本氏は署名したかどうか答えませんでした。
■「国から見捨てられてきた」宗教2世が法整備訴え
午後、厚生労働省では、親が旧統一教会などの信者である宗教2世が会見。
旧統一教会 宗教2世 小川さゆりさん(仮名)
「一刻も早く今期の国会で二度と同じ宗教被害者が生まれないような法整備をしていただきたい」
2世たちは、信仰を理由とする親からの暴力などについても虐待であると法律に明記すべきと訴えました。
旧統一教会 宗教2世(20代)
「行政、国に対して様々な形で被害の声を上げてきましたが、宗教の問題には介入できない。信者の信教の自由を侵害することはできないということで、今まで国から見捨てられてきた」
小川さんは2世から寄せられた事例を紹介しました。
宗教2世(30代男性)の事例
▼土下座を120回
▼訓読
▼最大で3日間の断食をさせられた
▼フォークダンスで異性と手を繋ぐ、学校のテストの点数が悪い⇒罰を受けることも
宗教2世らは今後、意見をまとめた要望書を国に提出する考えで、救済のための早急な法整備や相談体制の拡充を求めていくとしています。
■“マインドコントロール”の議論 与野党で足並みそろわず
一方、この法整備を担う国会は与野党でもめています。
日本維新の会 音喜多駿 政調会長
「きょうは率直に腹立たしいなと」
立憲民主党 長妻昭 政調会長
「一言で言うと後退したという印象です」
10月27日に行われた、自民・公明・立憲・維新の3回目となる協議。野党側はマインドコントロールによる悪質な寄付を取り締まる法案を提案していますが…
自民党 宮崎政久衆院議員
「マインドコントロールという言葉はまだなかなか定義ができない、ちょっと名案がない」
与党側が難色を示しているのです。
日本維新の会 音喜多駿 政調会長
「いわゆるマインドコントロールによる悪質な寄付は、現行法では取り締まれないからこういう状況が生まれている。『マインドコントロールは規定できない』とか言っていては話が進まない」
その後、民放の番組で与党側はマインドコントロールの議論を容認する考えを示したものの、法案提出のめどは全く立たない状況です。
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