愛知県小牧市に住んでいた男性の遺体が、青森県内でドラム缶にコンクリート詰めにされ見つかった事件。容疑者の逮捕から1週間あまりが経ちました。現場を取材すると、容疑者の1人と青森とのある接点が浮かび上がりました。
11月16日、傷害致死の疑いで逮捕されたのは、小牧市の内装工事会社役員、勝田茂容疑者(51)、元従業員の奥村博容疑者(49)ら4人です。
警察によりますと、4人は2015年、内装業の下請けとして働いていた平塚崇さん(当時26歳)に愛知県や三重県で暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。
平塚さんの遺体は今年8月、青森県弘前市内の空き地で見つかりました。
平塚さんの中学時代の同級生は「明るいやつで、よくしゃべる人だったので、何が理由でそうなったのかな」と話しました。
仕事上のトラブルも…
捜査関係者によりますと、逮捕された4人のうち、勝田容疑者の会社の下請けとして働いていた小枝浩志容疑者(62)の出身地が弘前市でした。
小枝容疑者が経営していた会社の元従業員は「いやびっくりしたね、まさかとは思ったけど、最初信じたくなかったけども、ちょっとショックでしたね」と話しました。
知人らによりますと、小枝容疑者は15年ほど前まで、弘前市内で内装業の会社を経営していました。
仕事上のトラブルもあったといいます。
「3、4回の仕事をもらってやったっていう感じなんですけど、結局その中でも満額請求した額、全部払ってもらえないのがあって」(小枝容疑者の知人)
その後、小枝容疑者と急に連絡が取れなくなり、請求書を送っても「自宅の住所に受取人がいない」とのことで、戻ってくるようになったといいます。
“溶接が施されているような、つなぎ目”
取材を進めると、小枝容疑者と遺体の入ったドラム缶が見つかったとみられる空き地との、あるつながりが浮かび上がりました。
空き地の所有者の男性の家族によりますと、男性は以前から、小枝容疑者と仕事での付き合いがあったといいます。
数年前、小枝容疑者が男性に電話で、「愛知県に置いていると盗まれるので、仕事の道具を置かせてほしい」と依頼したといいます。
数日後、男性の土地に運び込まれたのは金属製の1つの箱。男性の家族によりますと、その箱は溶接が施されているような「つなぎ目」があり、開けることができず、中を確認できなかったということです。
捜査関係者によりますと、遺体の入ったドラム缶は箱に入れられた状態で見つかっていて、容疑者が発覚を遅らせようとした可能性があるということです。
警察は、詳しい動機や経緯を調べています。
(11月25日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
