乃木坂46が21日にABEMAで配信された『乃木坂46時間TV アベマ独占放送「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」』でライブパフォーマンスを行なった。新型コロナウイルスの影響により、通常のライブができない中での“今できる”形を見せた。

19日から21日の46時間にわたって放送された本番組のラストは、1期生から4期生によるライブアクトだった。現在、乃木坂46は活動の要でもあるライブをコロナの影響で行うことができないでいる。そんな中、今回ソーシャルディスタンスを保ちながらライブパフォーマンスを行なった。

ライブでのはおなじみの「OVER TURE」から始まり、1曲目はメンバーが各ブースでタオルを掲げての「裸足で Summer」。このままブースでの披露かと思いきや、次の曲「ハウス!」からはスタジオでのパフォーマンスに。通常だとメンバーが立ち位置を入れ替わり立ち替わり、複雑なフォーメーションを組みながらダンスをするが、今回はソーシャルディスタンスを保ちつつ披露。最初の立ち位置からは移動することなく踊る形となった。

その後は1曲ごとにメンバーを変えながら、「ダンケシェーン」「おいでシャンプー」、生田絵梨花によるピアノ生演奏での「君の名は希望」と続き、2期生による「アナスターシャ」、3期生の「毎日がBrand new day」、4期生の「I see…」と続く。「Sing Out!」では、齋藤飛鳥が華麗なソロダンスを披露。ラストはキャプテンの秋元真夏が「またライブができる日が来たら、同じ場所で同じ気持ちでみんなで会えることを願って最後の曲を皆さんにおくりたいと思います」と話し、「世界中の隣人よ」を各個人ブースから全員で歌い上げた。

コロナ禍の中、ずっとライブを行うことができなかったメンバーたち。今回限られた中とはいえ、ライブができたことに喜びの表情を見せていた。ファンもツイッターなどで歓喜の声を上げた。

この先いつ、以前と同じような形でライブを行うことができるかはわからないが、今できる最大限の形でのパフォーマンスを見せた乃木坂46。その日を心待ちにしたい。 …