全日本フィギュアスケート選手権は20日、男子ショートプログラムが行われる。20日朝の最終調整では、羽生結弦選手が新たな演技構成を披露した。

4年ぶりの全日本に臨む羽生選手。
20日朝の直前練習では、ショートプログラムの曲に合わせ、冒頭の4回転サルコウをきれいに着氷。

そして、これまで最後に跳んでいた4回転トウループからのコンビネーションジャンプを、2番目に順番を変えて跳んだ。

最後のトリプルアクセルもきれいに決め、ジャンプはすべてパーフェクト。

新たな構成を試しながらも、万全の調整ぶりを見せた。

一方、今大会が競技シングル最後となる高橋大輔選手は、ダンサブルな曲に乗せ、熱のこもったステップを披露。

33歳、フィギュア界のレジェンドが世界一のステップで有終の美を飾る。

さらに、4連覇を目指す宇野昌磨選手も意欲十分。

オリンピックメダリストが集結した最高レベルの戦いに期待が膨らむ。

一方、女子は、紀平梨花選手が冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れながらも、ショートプログラム首位発進。

21日のフリーでは、挑戦を明言している4回転が成功するかも注目。

(2019/12/20)

FNNプライムオンライン

チャンネル登録をお願いします!