パリ近郊で中学校の男性教師が男に首を切断され殺害されたテロ事件で、犠牲となった教師を追悼する集会が開かれました。…
パリ北部の中学校脇で、歴史教師の男性が首を切断された遺体で見つかった事件で、地元紙は被害者がイスラム教の預言者ムハンマドの「風刺画」を生徒らに示し、保護者の一部から抗議を受けていたと報じた。授業で何が起きていたのか。…
パリ近郊の中学校脇で16日、同校の男性教員(47)の遺体が首を切断された状態で見つかった。仏検察によると、男性は歴史・地理の教員で、今月上旬、授業で表現の自由を取り上げた際にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を題材にした。保護者の一部が抗議していたという。マクロン大統領は同日、「表現の自由を生徒に教えていたために殺された。イスラム過激派による典型的なテロ攻撃だ」と犯行を非難した。…
風刺画が売り物のフランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」は2日、5年前にイスラム過激派による本社襲撃事件が起きるきっかけとなった預言者ムハンマドの風刺画を1面に掲載した。同日から事件の裁判が始まったのを機に「(テロに)屈することはない」と主張した。イスラム教徒側の反発も招いており、「表現の自由」がどこまで許されるのか、重い問いを改めて投げかけている。…