空手 世界選手権男子形 東京五輪金メダルの喜友名が4連覇
2021年11月20日 23時24分

空手の世界選手権は20日、UAE=アラブ首長国連邦で個人種目の決勝が行われ、男子形では東京オリンピックで金メダルを獲得した喜友名諒選手が4連覇を果たしました。

2年に1回開催されている空手の世界選手権は、UAEのドバイで去年11月に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1年延期となりました。

開催地に変更はなく、ことし開かれた大会は20日に個人種目の決勝が行われました。

このうち男子形では、東京オリンピックの金メダリスト喜友名選手が、東京大会で銀メダルを獲得したスペインのダミアン・キンテロ選手と対戦しました。

喜友名選手は、手数が多く難度が高いと言われる「オーハンダイ」を選択し、持ち味の力強さをいかした突きと蹴りなどを披露し、ポイントは28.38でした。

喜友名選手は1.72の差で勝ち、4連覇を果たしました。

女子形では、日本の大野ひかる選手が東京大会の金メダリスト、スペインのサンドラ・サンチェス ハイメ選手に敗れ、銀メダルを獲得しました。