林遣都と小松菜奈がダブル主演する「恋する寄生虫」が2021年に全国で公開されることがわかった。
三秋縋の同名小説を原案とした本作は、極度の潔癖症により誰とも人間関係を築けず孤独に過ごす青年・高坂賢吾と、視線恐怖症で不登校の女子高生・佐薙ひじりが織りなすラブストーリー。露悪的な態度を取る佐薙に辟易していた高坂だったが、それが弱さを隠すためのものだと気付き共感を抱くように。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人は初めての恋に落ちていく。
林が高坂、小松が佐薙を演じる。CMやミュージックビデオを中心に手がけてきた柿本ケンサクが監督を務め、「長い散歩」「眉山(びざん)」「トワイライト ささらさや」の山室有紀子が脚本を執筆した。
林は「小松さんは、自分の役の気持ちを大事に演じられる印象があり、とてもストイックで、しっかりお互いの心を通わせながら気持ちをぶつけ合うことが出来ました」とコメント。小松は「林さんの現場に挑む姿勢は勉強になることばかりでした。演じる役や作品に対する姿勢やアプローチがとてもカッコ良く、そしてセリフや演技について相談すると倍にしてアドバイスを返してくれました」と述べている。
「恋する寄生虫」は普通の恋愛映画ではないファンタジックな要素もありつつ、軸として描かれるのは人の心の変化です。
人生に行き詰っていた人間が、誰かと出会って感じたことがない喜びを味わい、思いがけないところにたどり着く。
この映画も、誰も想像出来ない世界が広がっている新しいラブストーリーになっていると思います。
撮影もこれまでに味わったことがない印象的なものでした。
物語は高坂と佐薙の二人の関係性をメインに進んでいきますがさらに内容や設定にも一癖あり難しい役柄です。
毎回想像を超えるアイディアをくださった柿本監督に出会えたことは、大事な出会いになりました。
小松さんは、自分の役の気持ちを大事に演じられる印象があり、とてもストイックで、しっかりお互いの心を通わせながら気持ちをぶつけ合うことが出来ました。
きっと今まで見たことのない恋愛映画になっていると思うので、観ていただける皆さんには登場人物それぞれの感情の変化を想像しながら楽しんで頂ければ嬉しいです。

世の中がいつ抜け出せるか分からない大変な危機に瀕していますが、細心の注意を払い、 …