NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の6日に放送された第33回の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。 物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。 あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は信作(林遣都)からマツ(富田靖子)の薬代も払えないほど川原家の家計が大変になっていることを聞かされた。妹の直子(桜庭ななみ)からも涙で訴えられ、大阪に戻る予定を取りやめて実家に戻った。その途中で病院にも寄り、薬をもらい少しではあるが借金を返済してきた。マツからは借金が途方もない金額になっていることを明かされ、幼馴染みの照子(大島優子)が働く丸熊陶業で若い人を募集している事も聞いた。何かを決意した喜美子は丸熊陶業に向かい、照子に再会するやいなや雇ってもらえることを確認し、急いで駅へと向かった。荒木荘では大阪に戻らないと電報を受け取ったさだ(羽野晶紀)やのぶ子(三林京子)らが集まり相談がはじまっていた。するとそこへ喜美子が帰ってきた、という内容だった。