中国不動産の大手、恒大集団がこのままではデフォルトすると中国当局に連絡したものの、中国政府は積極的にこれを支援するわけでも助けるわけでもない態度に見えます。
今、中国では富裕層の富を元に戻す政策を打っており、これまで蓄えに蓄えた江沢民一派の流れや、富裕層の存在をチャラにして、独裁的再建を考えていると思えるのです。
そのためには、不動産市場が崩壊することは内心では覚悟の上ではないでしょうか。元々中国では土地自体は国のものですから、上物の価値が無くなった際に国がタダ同然で買い占めればいいだけの話しと思っているかもしれません、
富裕層はたまったものではありませんが、貧民層、一般層にとっては、そうでもない胸のすく話しでもあるのです。なので、今回の恒大集団はデフォルトに至ると思います。同時にアメリカでも似たような動きの可能性があります。
財政が底をつき、目先の運営資金の予算をその都度法案を通してやりくりしてきたアメリカ政府ですが、また、９月末には底をつくことになり、常識的には今回も法案を通してどうにかするだろうと、大勢の人が思っています。それしか方法がないからです。
しかし、今回はもしかしたらそうはならないかもしれません。今、アメリカは完全に二分され、民主党勢力と、共和党トランプ勢力に分断されています。財政がないまま立ち往生するのは、現政権の民主党政権ということになりますので、国の借金を負わせてこれまでの国家を終えても構わない、、、というところまで共和党勢力は腹が決まったところに来ています。
なので、中国同様、こちらのデフォルトもあり得ると考えられないでしょうか。世の中はキャンセル文明に向かっているように見えます。
妙なものならキャンセル、、、何もそれに従わなくても、私たちはやっていける、、、、そうした気配を感じる2021年、金融の秋を迎えています。
＃デフォルトの秋＃全米トヨタの危機＃第二の満州引き上げ
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