新型コロナウイルスに感染し、症状が出た子どものうち、およそ11%に味覚の異常などの後遺症がみられたことが、イスラエル保健省による調査で分かりました。

 イスラエル保健省は13日、新型コロナの症状が出たあと回復した3歳から18歳の子どもを持つ親1万3834人に電話調査を行いました。調査では、息苦しさや倦怠感、味覚や嗅覚の異常などが残らなかったかを確認。その結果、11.2%に後遺症がみられたことが分かりました。

 また、発症から6か月以降も後遺症が残ったのは、3歳から6歳で1.8%、12歳から18歳で4.6%だったということです。

 イスラエルはブースター接種と呼ばれる3度目の接種についても対象を12歳以上に拡大していますが、保健省は今回の調査結果とワクチン接種との関係については言及していません。(15日01:13)