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✍ 見ると“お腹が鳴る”人情時代劇 「みをつくし料理帖」NHKで14、21日放送   2017年にNHKで放送され、好評を博した黒木華主演の時代劇「みをつくし料理帖」のSPドラマは14、21日の2週連続で放送される。   物語の主人公・澪(黒木)はわけあって江戸に出てきた大坂生まれの女料理人。娘を亡くしたソバ屋「つる屋」の主人・種市(小日向文世)に板場を任され、うまい料理を作ろうと頑張るが、何かと苦難が続く。   今回は料理が苦手という武家の妻に料理指南を頼まれた澪が、病の老婦人のために腎に効く「ははきぎ」の実(とんぶり)の料理を完成しようと奮闘する。寒中の水仕事に耐えながら、料理に挑み続けた澪に、意外な人との出会いが待っている。   原作は高田郁の400万部を超える人気小説。脚本は傑作時代劇「ちかえもん」の藤本有紀。料理もそうだが、新作では「見事な下がり眉だな」と澪を見て笑ったグルメ侍・小松原(森山未來)との恋模様も気になるところ。   澪を娘のように見守る種市、謎めいた花魁のあさひ太夫(成海璃子)に献身的に尽くす吉原の料理番・又次(萩原聖人)、つる屋に敵意むき出しの料亭主人(松尾スズキ)らおじさん世代もいい味を出している。   注目は「つる屋」に現れては辛口コメントを放つ戯作者の清右衛門(木村祐一)。版元の坂村堂(杉村蝉之介)に言いたい放題のわがまま男だ。そんな清右衛門の「食レポ」がやっぱり気になる。   新作でも「心を尽くして演じたい」と語った“下がり眉毛”黒木は、前作では鰹を丸ごと一本包丁で自らさばき、料理もすべてこなす熱演を見せた。今回の新作料理にも期待したい。あわただしい年末にぴったりの人情時代劇。ただし、おなかが鳴ります!(ペリー荻野) …
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