大阪府の吉村洋文知事が20日、自身のツイッターで、東京五輪のウガンダ代表選手団の新型コロナ陽性者判明について語った。
19日に来日した同選手団は、成田空港での新型コロナウイルスPCR検査で9人中1人が陽性となった。大会延期が決まった後、海外チームの来日はオーストラリアに続く2カ国目で、陽性判明は初めて。20日、陽性者を除く8人がホストタウンの大阪府泉佐野市に到着し、事前合宿を開始した。
吉村氏は、陽性者が出たことにより同市に問い合わせが相次いでいることに報道に触れ、「何故、濃厚接触者でないと判断したのか!という問い合わせが多いですが、そう判断したのは、成田空港の検疫です。水際での課題です」と説明。ともに入国した8選手が濃厚接触者にあたらないと判断されてことについて、「先行事例として今後の対応の検討材料にすべきです」と提言した。
吉村氏はこの5時間前の投稿で「泉佐野市と情報共有しながら対応を進めています」「当面は練習中止でホテル待機、市民と接することなく、毎日実施する検査、日常管理、健康観察は市が、新たな陽性者が出た場合は府が対応、協力して進めます」と記した。