中国の衛生当局は新型コロナウイルスの診療ガイドラインを新たに発表し、感染経路について「エアロゾル感染の可能性がある」と追加しました。

 中国の衛生当局は新型コロナウイルスの診療ガイドラインを新たに発表しました。このなかで、これまで感染経路について「飛沫(ひまつ)」と「接触」としてきたのを今回、新たに「閉鎖された環境で長時間、高濃度のウイルスの粒子を吸った場合、エアロゾル感染する可能性がある」と追加しました。また、これまで効果的な治療法はないとしていましたが、今回、抗マラリア薬の「リン酸クロロキン」と抗インフルエンザ薬の「アルビドール」を治療薬として加えました。また、危険な状態や重症の患者に対して完治した人の血しょうを治療に使うことを勧めています。
[テレ朝news]