女優の石原さとみさんが17日、東京ドームで行われた「サントリー ドリームマッチ2021」のオープンニングセレモニーに特別ゲストとして参加し、始球式を行った。

 今年はかつての巨人のエースで通算180勝を誇る斎藤雅樹氏の投球フォームを披露。斎藤氏の癖を真似て、まず打者に正対し、首を左に傾けた後、サイドスローで投球。だが、ボールは打者役の高橋由伸氏(前巨人監督)の背中の後ろを通過した。

「悔しいです。斎藤選手に教えてもらって、めちゃめちゃ練習したのに」と地団太を踏んだ石原さんだが「最初、だるそうに見えるようにしました」と演技のポイントを説明した。

 石原さんの始球式は7大会連続。毎回名投手のフォームを研究して披露しており、野球ファンの間で注目の的となっている。2014年はサウスポー投法、2015年は村田兆治氏のマサカリ投法、2016年は野茂英雄氏のトルネード投法、2017年は渡辺俊介氏のサブマリン投法、2018年は三浦大輔氏(現DeNA監督)の二段モーションに挑戦。前回の2019年は、巨人やメジャーリーグのレッドソックスなどで活躍した岡島秀樹氏の「ノールック投法」を披露していた。

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○本番前の練習映像 
練習ではノーバウンド投球! 斎藤雅樹氏を質問攻めした練習風景 サントリードリームマッチ2021始球式