シリーズ「現場から」です。新型コロナに感染した若者が医療従事者を応援しようと、弁当の無料配布に取り組みました。

 鳥取県米子市で飲食店の代表を務める小鹿駿人さん。医療従事者を支援するため、新型コロナ病棟がある地元の医療機関に弁当を無料で配ることにしました。その理由が・・・。

 「実際自分が新型コロナウイルスに感染して、米子市内の病院に入院した。コロナ病棟で最前線で働かれている看護師さんや病院の先生の姿をみて、大変さもすごく伝わってきて、何か恩返しができたらなと思って」(American cafe&bar NOVA.小鹿駿人代表)

 今年1月19日、小鹿さんは新型コロナの陽性反応が確認され、市内の病院に入院しました。

 「鳥肌立ちました。まさか自分がですよね」(小鹿駿人代表)

 発熱や倦怠感、味覚と嗅覚の異常などの症状がありました。38度を超える熱も続き、肉体的にも精神的にも苦しい状態が続いたそうです。また入院中、新型コロナ対応にあたる医療スタッフの現実を目の当たりにしました。

 「別に自分が悪いことしたわけではないのに、医療従事者というだけで家に帰れなかったり、人の目が気になったりとか、大変さが身に染みてわかった」(小鹿駿人代表)

 小鹿さん自身、まるで何か罪を犯したかのような息苦しさに悩まされたと言います。小鹿さんが計画したのは、市内2つの飲食店がタッグを組んだ和洋中コラボ弁当。この弁当120食分を、新型コロナ病棟がある市内の2つの医療機関に無料で配ることにしました。

 この日、鳥取大学医学部附属病院に届けられたお弁当は、新型コロナに携わる部署を中心に多くのスタッフに配られました。

 「心づかいというか、応援をいただいて、もうありがたいの一言です。しっかり我々もコロナに取り組んでいきたいと考えています」(鳥取大学医学部附属病院 千酌浩樹教授)

 「僕らなりの感謝の気持ちと、一緒にがんばっていきましょうっていう励まし合いができれば、いいという気持ち。一緒にがんばっていけたらという気持ち」(小鹿駿人代表)

 今回、顔や名前を明かして取材を受けることにした小鹿さん。医療従事者への感謝とともに、若者にも届けたい思いがありました。

 「いつ誰がなってもおかしくない状態なので、意識を変えるだけで行動が変わってくると思う。今までの生活にまた戻ると思うので、それまでの辛抱ということで伝えられたらなと」(小鹿駿人代表)
(16日15:19)

#新型コロナウイルス #COVID19
#医療従事者 

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