欲望抑えて「コツコツできた」 渋野日向子は4日間オーバーパーなし
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米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 最終日(9日)◇サイアムCC(タイ)◇6576yd(パー72)
東南アジアシリーズの2戦目を通算9アンダーで終えた渋野日向子は「先週のシンガポールに比べたら、ショットはすごく安定していた」と成果を強調した。中継局のWOWOWで放映されたインタビューで語った。

予選カットのない2連戦。前週は “ブービー”の67位に終わった。4日間全てオーバーパーで、優勝スコアとは28打の差がついた。

今週は「68」「72」「70」「69」と、オーバーパーは一度もたたかなかった。コースの難度の違いはもちろんあるが、4日間を通じたフェアウェイキープ率は73%、パーオン率は75%だった。「もっとスコアを出してしまいたいと思う感情もあったが、コツコツとできたのですごく良かった」と振り返った。

最終日は5バーディ、2ボギー。「3パットと、木に当ててしまったボギーなので(傷口は)最小限に抑えられた」

パッティングは、前半16番(パー3)で2段グリーンの下から約20mを沈めてバーディとする一方、上がり3ホールでは1.5m~4m前後のチャンスを決められなかった。
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